ジューク・マスター・クラスの最後の重鎮、シカゴ・ゲットーの聖地"ロウ・エンド"のレジェンドDJ Clentが遂にデビュー!90年代に〈Dance Mania〉よりデビュー、始祖RP Booに続きTraxmanと共に先陣をきりDJ RashadやDJ Spinnといった次世代を支えて来たシーンのパイオニア。ハウスを軸とした精巧なサウンド・メイクとリズム・ワークから繰り出されるメローでアシッディな数々のバトル・クラシックスを収録したマスター・ワーク集!
〈Dance Mania〉からデビュー以来、ゲットー・ハウス~ジューク~フットワークへ流れるサウンドとグルーヴの更新から機材の提供までシーンの発展に大きな貢献を果たして来たシカゴ・ジュークの重鎮がTraxmanもリリースするスイスの〈Dusck N' Cover〉より待望のデビューをアルバムを発表。 本作は4部で構成され、チャプター1では直線的なマシーナリー・サウンドに曲線を描くメランコリックなシンセのラインが交わりドライブするアーバンなトラックを展開し、チャプター2では腰を落としたよりアグレッシブに火花を散らすアシッディでストイックなバトルへと発展。チャプター3ではRP BooとDJ Punchoをフィーチャー、シカゴ・マナーなゲーム音楽を大胆に使ったネタやルーツであるゲットー・ハウスを披露、チャプター4ではソウルのメローな高揚感溢れる軽快なステップで明るい表情をみせ、盟友でもあるMCのMajik Mykeも最後に駆けつけアルバムのフィナーレを飾る。機材を熟知するDJ Clentならではの多彩な技とサウンド、そしてアイデアを存分に引き出したマスター・ワークと言える歴史的な一枚が誕生。
発売・販売元 提供資料(2016/01/06)
プラネット・ミューのコンピ〈Bangs & Gangs〉でトラックスマンと並んで第1~2弾の両方にピックされていた最後の大物、DJクレントの初アルバム。アシッディーなシンセやソウルフルなサンプリングが組んずほぐれつ繰り広げるトッ散らかりスレスレ模様を、何ともおったまげる精巧なリズム仕事でまとめ上げるモノホンの超絶センス! シカゴ・ゲットーの聖地ロウ・エンドの創造力漲る音楽的土壌をキュンキュン感じる一枚。
bounce (C)佐藤大作
タワーレコード(vol.376(2015年2月25日発行号)掲載)