湘南出身のギタリスト/シンガーとして頭角を現す若き才能、露木達也(つゆきたつや)。高校生時代にエレキ・ギターを始めロックを演奏するギター少年だったが、やがてMiles DavisやJohn Coltraneなどの音楽からジャズに傾倒し、ECM系のサウンド、Pat Metheny、Keith Jarrett、John Abercrombieらに影響を受け、特にPat Methenyがブラジル音楽への一歩となり、Toninho Horta、遡ってAntonio Carlos Jobim、Joao Gilberto、Caetano Velosoらへとつながり、現在に至る。またクラシックギターに移行する過程では、師事していたアルゼンチン人ギタリストAriel Asselbornの影響で、Quique SinesiやCarlos Aguirre、Luis Salinasなどアルゼンチン・フォルクローレを通過し、現在の演奏スタイルを確立している。そんな彼の初のソロ・アルバムがリリース。収録楽曲は書き下ろしのオリジナル曲を筆頭に、ジョビンのナンバーから、Wayne Shorterの"Nefertiti"(ボサノヴァ・アレンジ)など、これまでの音楽的バックグランドを色濃く残しながら、自身の独自の世界観でカラフルに描いている。「自然に語る様な弾き語り、美しく風のようでありながら力強い、そんな世界観を持つサウンドを目指しています。そしてブラジルやアルゼンチンなど南米とジャズのインプロ性と日本人である間や美意識との同居、そういったものを大事にしながら、音楽を発信していきたい。」...そんな思いを込めた1枚。「agora」とは「今」を意味するが、この作品は露木達也のこれまでの音楽人生の集大成である"過去"と、これから来るであろう"未来"への波、うねりとが交差する「今」という瞬間を形にした新感覚のボサノヴァ。甘美であたたかい声での弾き語り、そしてギタリストとしての魅力を余すところなく詰め込んだ渾身の初ソロ作品の誕生だ。橋本一子(piano)他豪華ゲストによる演奏も必聴。
発売・販売元 提供資料(2014/06/16)