1913年10月19日生まれ、ブラジル・リオデジャネイロ出身の詩人/作家/シンガー・ソングライター。本名はマルクス・ヴィニシウス・ダ・クルス・エ・メロ・モライス。オ・ポエティーニャのペンネームでも知られる。大学在学中に詩作を始め、33年に初作を発表。その後、渡英したほか、外交官として各地に赴任する間も創作活動を継続。アントニオ・カルロス・ジョビンとの出会いから音楽家たちと交流を深め、ボサ・ノヴァの重要曲を多数生み出し、62年の「イパネマの娘」までコンビが継続。60年代以降はアフロ・サンバなどの個性的な作品を生み、歌手としても活動。また、仏伯合作映画『黒いオルフェ』の原作となる戯曲を執筆。1980年7月9日に死去。
2023/06/08 (2023/06/08更新) (CDジャーナル)