| フォーマット | SACDハイブリッド |
| 発売日 | 2013年01月30日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | WARNER MUSIC JAPAN |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | WPGS-50037 |
| SKU | 4943674159994 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 02:25:16
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ハイドンの意図をしっかり汲んだ演奏の記録。
ハイドンのパリセットのあとの、交響曲第88番~第92番と 協奏交響曲を収録したアルバム。
ベルリンフィルを振っての演奏なので、さぞや大編成でゴージャスに響かせてくるのか? と、思っていたのですが、細部まで細かく手を入れたハイドンに、90年代に バーミンガムで入れた2枚のハイドンアルバムを思いだしました。
ここでは、テンポもおしなべて 穏やか。堅実な 古典派の交響曲の姿を 映し出しています。
第88番の几帳面ともいえる模範解答風演奏のあと、第89番を聴くと『目から鱗』。反復のあとの装飾が『弦楽器まで』加えられているではありませんか!
そして『問題の』第90番。管楽器の自在な トリルなどの装飾が華々しく散らされた第1楽章から もう別世界。そんな 聴衆より演奏者の方が楽しんでいるに違いない演奏を聴きながら 第4楽章へ。ハイドンが聴衆に 早めに拍手をさせようと企んだ『あの箇所』で ラトルはしっかりとその遊びを成功させています。それはもう見事というしかありません。
あとは聴いてのお楽しみです!
ちなみに、拍手なしの「お真面目」バージョンがそのあとのトラックに入っています。
2枚目も素敵な演奏で3曲聴けます。
「音楽は 楽しくなくちゃ!」と 思う方には 必聴のアルバムです。