1990年代初頭より日本のクラブ・シーンを牽引してきたDJ松浦俊夫が指揮をとるプロジェクト、HEX(ヘックス)のデビュー・アルバム。ソングライター/キーボーディスト佐野観らのミュージシャンや、レコーディング・エンジニアにzAkを迎え、六角形(Hexagon)を意味する"HEX"の名のもとに、現在進行形の"ジャズ"を東京から世界に向けて発信する一枚。 (C)RS
JMD(2013/12/25)
2014年に創立75周年を迎えるジャズ・レーベル〈BLUE NOTE〉が、新たなプロジェクト“HEX (ヘックス)”を発信。指揮をとるのは、1990年代初頭より日本のクラブシーンを牽引し「ジャズ」を踊る音楽として日本から世界へ発信してきたDJの松浦俊夫。ミュージシャンには、次世代ソングライター/キーボーディスト佐野観、SOIL&”PIMP”SESSIONSのドラマーみどりん、ジャズ、ラテン、そして映画音楽までを手がけるピアニスト伊藤志宏と、ミュージシャンから絶大な信頼を誇るベーシスト小泉P克人が参加。さらに、レコーディング・エンジニアにzAkを迎え、六角形(Hexagon)を意味する“HEX”の名のもとに、現在進行形の“ジャズ”を東京から世界に向けて発信するクリエイティヴ・フォースが始動します。アルバムには、中納良恵(EGO-WRAPPIN')、エヂ・モッタ、グレイ・レヴァレンドという個性豊かな3人のヴォーカリストが日米そしてブラジルからゲスト参加。加えて、東京スカパラダイスオーケストラからNARGO、GAMOも2曲“オーサカ・ブルース”、“トーキョー・ブルース”で参加。中納良恵をフィーチャーした“オーサカ・ブルース”は、BLUE NOTEの名ピアニスト=ホレス・シルヴァーの“The Tokyo Blues”(1962年)に、中納良恵が新たに日本語詞を書き下ろしたカヴァー曲。
発売・販売元 提供資料(2013/11/08)
国産クラブ・ジャズ・シーンの草分けが、みどりんや佐野環ら巧者と新ユニットを始動。エヂ・モッタを迎えたホレス・シルヴァー“ The TokyoBlues”のカヴァー、中納良恵が歌う同曲の日本語版“TheOsaka Blues”など、クールさとソウルフルさの塩梅も絶妙な、フューチャリスティックな構築美を持つサウンドが披露されていく。グレイ・レヴァレンドが参加した浮遊感溢れるボビー・ハッチャーソン曲のリメイクも絶品。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.362(2013年12月25日発行号)掲載)