クラシック
SACDハイブリッド

Vaughan Williams: On Wenlock Edge; Jonathan Dove: The End; Peter Warlock: The Curlew, etc

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2013年09月28日
国内/輸入 輸入
レーベルHarmonia Mundi
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 HMU807566
SKU 093046756666

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:12:00

【曲目】
(1)ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958): ウェンロックの断崖で(1907)
(2)ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958): ブレイクの詩による10の歌(1957)
(3)ジョナサン・ドーヴ(b.1959): ジ・エンド
(4)ピーター・ウォーロック(1894-1930): シャクシギ

【演奏】
マーク・パドモア(テノール)
ブリテン・シンフォニアのメンバー
ジャクリーヌ・シェーヴ(指揮)
ニコラス・ダニエル(オーボエ(2)/イングリッシュ・ホルン(3)(4))、ヒュー・ワトキンス(ピアノ(1))、エマー・マクドノー(フルート(3)(4))

【録音】
2012年

  1. 1.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      On Wenlock Edge: On Wenlock Edge
    2. 2.
      On Wenlock Edge: From far, from eve and morning
    3. 3.
      On Wenlock Edge: Is my team ploughing?
    4. 4.
      On Wenlock Edge: Oh, when I was in love with you
    5. 5.
      On Wenlock Edge: Bredon Hill
    6. 6.
      On Wenlock Edge: Clun
    7. 7.
      Ten Blake Songs: Infant Joy
    8. 8.
      Ten Blake Songs: A Poison Tree
    9. 9.
      Ten Blake Songs: The Piper
    10. 10.
      Ten Blake Songs: London
    11. 11.
      Ten Blake Songs: The Lamb
    12. 12.
      Ten Blake Songs: The Shepherd
    13. 13.
      Ten Blake Songs: Ah, Sun-flower
    14. 14.
      Ten Blake Songs: Cruelty has a human heart
    15. 15.
      Ten Blake Songs: The Divine Image
    16. 16.
      Ten Blake Songs: Eternity
    17. 17.
      The End
    18. 18.
      The Curlew: The Curlew
    19. 19.
      The Curlew: Pale brows, still hands
    20. 20.
      The Curlew: I cried when the moon
    21. 21.
      The Curlew: Interlude
    22. 22.
      The Curlew: I wander by the edge

作品の情報

商品の紹介

マーク・パドモア
イギリスの歌曲を歌う
パドモアの明晰な歌唱が光る!

イギリスの名テノール、マーク・パドモアによるイギリス歌曲集の登場。
ヴォーン=ウィリアムズは交響曲作曲家として名を残していますが、彼が作曲家として生前の名声を確実なものにしたのは歌曲でした。「ウェンロックの断崖」は、英国で愛されていた詩人ハウスマンの抒情詩集『シロップシャーの若者』に基づくもので、この作品によって彼は世に広く知られることとなります。この詩に作曲したのはヴォーン=ウィリアムズだけではありませんが、優しくも繊細な、それでいてときおり不安な叫びも垣間見られる音楽が魅力です。「ブレイク・ソング」は、オーボエとテノールという珍しい編成の作品。ウィリアム・ブレイクの詩に基づいています。英国の伝統民謡への傾倒が顕著にみられる作風で、オーボエとテノールが奏でるメロディが心に沁みます。
ジョナサン・ドーヴの「ジ・エンド」は、ブリテン・シンフォニアとウィグモア・ホールの委嘱で書かれた作品。世界初録音です。詩人はマーク・ストランド。弦楽四重奏と、フルート、イングリッシュ・ホルンという珍しい編成で、詩の持つ、死を連想させる静謐で神秘的な世界を巧みに表現しています。
ウォーロックは評論家としても活躍した人物。ディーリアスの音楽に衝撃を受け、音楽に強い興味をもつようになりました。ジャコビアン時代(17世紀前半)やそれより前のエリザベス朝の時代(16世紀後半から17世紀初頭)の作曲家たちによるリュート・ソングを編曲するなどして、独自のスタイルを築き上げました。短い生涯の間にのこした作品はほぼすべて声とピアノのためのもの。ここに収録された「シャクシギ」は、イェイツの詩に基づくもので、ウォーロックの傑作といわれる作品。7年近くもかけて完成されました。編成は、ウォーロックのものにしては珍しく、テノール、イングリッシュ・ホルン、フルートと弦楽四重奏となっています。1915年に書き始められ第1曲が完成したのち、7年かけて改訂・加筆およびいくつかの曲を削除するなどして、1922年に全5曲の歌曲集(うち1曲は器楽の間奏曲)として完成されました。バルトーク、シェーンベルク、またパーセルなど様々な作曲家たちの影響をみせるこの作品は、あまりに早くに亡くなってしまった、個性的な作曲家ウォーロックのモニュメント的な作品となっています。
パドモアの明晰にして無駄なもの一切ない歌唱がこのうえなく活きるプログラム。語り手として、作曲者と詩人が織り成す世界を見事に提示しています。
発売・販売元 提供資料(2013/08/19)

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