BAM(ブラック・アメリカン・ミュージック)の提唱者、ニコラス・ペイトンが、2012年11月3日、ワシントンD.C.の歴史的なクラブ<ボヘミアン・キャヴァーンズ>で録音されたライヴ・アルバム。ドラムにレニー・ホワイト、ベースにヴィセンテ・アーチャー、そしてトランペット&フェンダー・ローズのニコラスというトリオ編成。冒頭はニコラスのローズでメロウにスタート、ローズを演奏しながらトランペットを重ねていき、楽曲が徐々に形付けられていく。漂う音に身を任せているうちに、レニー・ホワイト、ヴィセンテ・アーチャーが加わりテンションが高まっていき、最高潮までヒートアップ! 1曲目から18分に迫る長尺の熱い演奏! メロウなマイルスの"ドラッグ・ドッグ"、歪ませたローズでハードに決めたレニー・ホワイトによる"Catlett Out Of The Bag"、ニコラスのトランペットをフィーチャーしたモンクの名バラード"Pannonica"を挟み、再びニコラス作"The African Tinge""The Return of the African Tinge"でテンション高く攻める! 締めはトラディショナル"Frankie and Johnny"でクールダウン。ライヴ会場の匂いまで伝わってきそうな、CD容量の目いっぱいまで詰め込まれた充実の1枚。
発売・販売元 提供資料(2013/05/01)