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在庫わずか| フォーマット | SACDハイブリッド |
| 発売日 | 2012年05月03日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Chandos |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | CHSA5102 |
| SKU | 095115510223 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 02:26:00
『ドビュッシー:管弦楽作品集』
【曲目】
管弦楽のための3つの交響的素描《海》
夜想曲 *
バレエ音楽《遊戯》
スコットランド風行進曲
管弦楽のための《映像》#
牧神の午後への前奏曲 +
交響組曲《春》
英雄の子守歌
カンタータ《放蕩息子》より 2つの楽章
【演奏】
ステファン・ドゥヌーヴ(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団女声合唱団 *
キャスリン・マッキントッシュ(オーボエ・ダモーレ)#
キャスリン・ブライアン(フルート)+
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フランス近代作品においても両翼配置が有効であることは、グザヴィエ・ロトや最近のクリヴィヌが証明してくれた。が、如何せん両翼配置での他の録音が中々見つからない。そんな中、やっと見つけたのがこのドゥヌーヴ盤である。
ブックレットの最後のページには、「通常配置」の集合写真が載っていて、一瞬「騙された!」と思ったが、ご安心を。
仕切り直して聴いてみたら目から鱗! 例えば《牧神》。この曲は、牧神が夢枕でニンフの誘惑に遇うという、要するにエロティックな曲である。そのエロさは、牧神を表すフルートの高鳴りもさることながら、弦楽器のネチネチした動きにも現れる。
それで、これを両翼配置でやるとどうなるか。言うまでもなく、ヴァイオリンが左右から誘惑してくるのである。最高潮に達してから、甘やかなコンマスのソロがあり、やがて静かに夢から醒めるときの儚さも見事。テンポも早すぎず遅すぎず、過不足ない。
強いて何かを求めようとすれば、色彩。フランスのオケのような光彩陸離たる音や響きがあれば、なおのこと良いだろう。まあ、これは贅沢な注文である。録音も優秀であるし、星5つをつけよう。