ジャズの枠を越えたカリスマ・ベーシストでありプロデューサーのマーカス・ミラーの、5年ぶり(2012年時)となるアルバム。ファンクとジャズを基調に、レギュラー・バンドでのグルーヴ溢れる演奏を収録。 (C)RS
JMD(2012/03/05)
カリスマ・ベーシスト/プロデューサー、マーカス・ミラーの5年振りとなるスタジオ録音2012年アルバム。ファンクとジャズを基調にレギュラー・バンドでのグルーヴ溢れる演奏。近年、勢力的にレギュラー・バンドでのライブ活動を続ける、マーカス・ミラーが追究する究極のバンド・サウンドがここに!ジャマイカ・ボーイズ結成当時に一緒によく演奏し、多くの影響を受けたソウル・ジャズのカリスマ、ウェルドン・アーヴァインに捧げたマーカス自身のオリジナル・ソングや、イヴァン・リンスが作曲しクインシー・ジョーンズの演奏でも有名な「ブラジリアン・ウェディング・ソング」などを演奏。
ビクター
発売・販売元 提供資料(2012/02/29)
ソロ・デビューから30年が経とうとしているマーカスが、また一段上の音楽の成熟を目指している。『TUTU-Revisited』ツアーでも注目された、20代前半のサックス奏者アレックス・ハンを含む若きニュー・バンドとの新作。一聴して、マッチョでメロウな、《FRE E》、《M2》といった、近作とは異なるイメージが伝わる。ファンが求めるマーカス節は多く有るものの、しなやかなコンテンポラリー・ジャズといった側面が強く、深い味わいを強めている。
intoxicate (C)押塚岳大
タワーレコード(vol.97(2012年04月20日発行号)掲載)
5年ぶりのスタジオ新録音盤は、いつもの力強いベースワークに留まらず、余裕を感じさせる楽曲も多く、70分を超える収録時間もその長さを感じさせませんでした。特にオリジナル盤最終曲いあたる「アイル・ビー・ゼア」はしっとりと聴かせます(涙)。これらを携えての来日公演も楽しみです。