1943年10月27日生まれ、米・ヴァージニア州ハンプトン出身の作曲家/鍵盤奏者/劇作家/詩人。本名はウェルドン・ジョナサン・アーヴァイン・ジュニア。マスター・ウェルの名でも知られる。10代から始動し、69年に書いたニーナ・シモン「トゥ・ビー・ヤング、ギフテッド・アンド・ブラック」で注目を浴びる。72年の『リベレイテッド・ブラザー』でソロ・デビュー。ソロのほか数多くの楽曲を手掛け、80年代は自身の音源がサンプリングとして脚光を浴び、90年代にはモス・デフ、Qティップらと共演。99年のコンピ『ザ・ブライス・オブ・フリーダム』への参加を最後に、2002年4月9日にニューヨーク州ユニオンデールで自死。58歳没。
2024/04/15 (2024/04/15更新) (CDジャーナル)