| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2011年12月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | SEVEN SEAS |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KICC-976 |
| SKU | 4988003416102 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:10:59
日本語解説:平林直哉
【曲目】
ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」(ハース版)
【演奏】
クルト・ザンデルリング(指揮)、バイエルン放送交響楽団
【録音】
1994年11月4日 ミュンヘン,ヘルクレスザール(ライヴ・ステレオ)
原盤:Profil(PH05020)

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旋律もほとんどそらんじている。フルトヴェングラーでも聴いた。ケンペでも聴いた。ヨッフムでも聴いた。ヴァントでも聴いた。チェリビダッケでも聴いた。聴いた聴いた…
水を差すようで申し訳ないのだが、久しぶりで4番を聴いた。オケはバイエルン放送響でヨッフムが鍛えたのだから、少なくともブルックナーはベルリンフィルよりうまい。
でもブルックナー・オタクの私でさえ4番はほとんど聴かない。
私にとっては4番はあまりというかピンと来ない曲である。
ブルックナーは作曲に自信がなく、でも第3交響曲(初版にはワーグナーからの引用があったので「ワーグナー交響曲」と言われている)をワーグナーに大いに褒められて気をよくした・自身も付いたブルックナーが次に書いたのがこの4番である。
なんでまたこの曲に「ロマンティック」などという名前?が付いたのだろう。どこがロマンティックなのだろう。へそ曲がりな私は悩む。
要するに、私にとっては、この曲はあまり聴かない魅力のない曲なのだ。
ブルックナーと言えば「内省」の作曲家である。そこが曲にうまく出ているから魅力的なのだ。この4番は最初からいけいけどんどんでそういうものがあまり感じられない。
私が敬愛してやまないザンデルリングの演奏を久しぶりに聴いてみたがその感じは変わらない。
でもこれ以上オーケストラをうまく鳴らすのは無理というところまでやっているザンデルリングのオーケストラ・コントロールの天才が証明された演奏だ。
誰にでも好き嫌いはあるものだが、ブルックナー・オタクの私にとって4番は苦手ということだけは言っておこう。
4番が好きなひとにとってはこの演奏は超名演とだけ言っておく。