| フォーマット | SACDハイブリッド |
| 発売日 | 2011年09月14日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Rhino |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | WPCR-14170 |
| SKU | 4943674108930 |
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構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:39:02
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1950年代の古き良き時代に軸足を置いて、輝ける近未来を夢見る「I.G.Y.」。漫画本『冒険王』や小松崎 茂 氏の描く『未来予想図』のようなSFファンタジーの世界観だ。続くハードボイルドな「グリーン・フラワー・ストリート」のスパークの後は、古いジャズ酒場のような居心地の良い音楽が続く。
時代背景を逆手に取って風刺した「ニュー・フロンティア」も、エピソードは滑稽だが音楽はグラマラスで最新鋭の流線形をしている。白眉はエッジの効いたタイトル曲の「ナイトフライ」だ。「ガウチョ」の技法を引き継いだような巧妙な旋律のパズルで組み立てられていて、フェイゲンの夢を具現化した架空のラジオ局が舞台となっている。ジャズと粋な会話で編成されたプログラムは、モノクロ・ジャケットのスタジオ・ブースから放送されているのだろう、きっと。続く「グッドバイ・ルック」のラテン・タッチの軽妙なアレンジと”キューバ”という地名の暗喩がビリー・ジョエルの「ロザリンダの瞳」を想わせる。最後の「雨に歩けば」は、ステーリー・ダンではクレジットできない発色のスキッピーな小品で、”雨降って地固まる”的な恋愛ドラマのようなハッピーエンドな快作だ。