同コンビのシリーズ第4弾! 豪華特典DVD付!
総勢9人の指揮者を迎え、11の交響曲を時代順に振り分けるという全曲演奏プロジェクト進行中のロイヤル・コンセルトヘボウ管。その2009年12月のライヴ録音、ヤンソンスにとっては1989年のオスロ・フィル以来20年ぶりの録音! 以前にも増して大きな音楽になっています。ボーナスDVDは同3日の模様を丸ごと収録!
タワーレコード(2010/11/08)
ヤンソンス&コンセルトへボウによるマーラーの「復活」
豪華特典DVDには2009年12月3日演奏会初日の模様を完全収録!
マーラーのアニヴァーサリーに合わせてリリースされるRCO Live新アルバムは、ヤンソンスによる第2交響曲「復活」。2007、2008年収録の第5番以来のシリーズ第4作目は、2009年12月、3日間に亘り本拠地コンセルトヘボウで集中的に行われたコンサートの模様を収めたものです。
■RCOによるマーラー交響曲全曲演奏会シリーズ
2010/11年シーズンは、マーラーの生誕150周年および歿後100年に当たるということで、RCOではこれに照準を合わせて、2009/10年、2010/11年と2シーズン連続で、交響曲全曲を演奏する大型プロジェクトが進行中です。これはヤンソンスを含む総勢9人の指揮者が、11の交響曲を時代順に振り分けるというユニークなもので、その内訳はハーディング指揮の第1番に始まり、第4番をイヴァン・フィッシャー、第5番をガッティ、第6番をマゼール、第7番をブーレーズ、第9番をハイティンク、「大地の歌」をルイジがそれぞれ指揮し、2011年6月のインバル指揮による第10番をもって完結する予定となっています。ヤンソンスは第2番のほかに、2010年11月の来日公演曲目でもある第3番を2010年2月に取り上げ(2011年春リリース予定)、さらには2011年3月に第8番も指揮する予定で、シリーズ中最多の3曲を担当しています。
■ヤンソンスによる20年ぶりの再録音
ヤンソンスはRCOとのレコーディングに先立って、マーラーの第2交響曲を1989年にオスロ・フィルとセッション録音しています。オスロ・フィルの首席指揮者就任よりちょうど10年目を迎えた時期におこなわれたこの録音は、ヤンソンス初のマーラー録音でもありましたが、したがって、手兵RCOとのライヴ・レコーディングは20年ぶりの再録音ということになります。
「私は、若いころに演奏したよりも明らかに、マーラーの交響曲のより良い演奏をしたいと思っています。しかし、それは、テンポ1つ取っても、そう簡単なことではなく、端的に言えば、その瞬間に最良と思われるテンポを選択しているのです。音楽においては、絶対的なテンポというものは存在しません。作曲家が楽譜に書いたメトロノームのテンポさえ、全てを表現しているわけではないのです。私はムラヴィンスキーからそれを学びました。彼はいつも言っていました。『ショスタコーヴィチが楽譜に記したメトロノームのテンポを頭の中から追い払いなさい。』」
マーラーの演奏についてヤンソンスはこのように述べていますが、確かなことは、ヤンソンスが最適なテンポを選択した結果、オスロ・フィルとの録音と比較してRCO新盤のケースでは、第4楽章を除いたすべての楽章で演奏時間が長くなる傾向にあり、全曲では3分以上拡大しているという事実でしょう。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2010/09/15)
■深化を続けるヤンソンスの緻密なアプローチ、名門RCOと魅力的なソリストたち
ここでのじっくりとしたテンポ設定が、それだけ細部への彫琢の徹底につながっていることはあきらかで、持ち前の巧みな構成力と緻密なアプローチに磨きをかけたヤンソンスは、マーラー作品の演奏史に燦然と輝く名門RCOから極上の美観を引き出すことに成功しています。加えて、過去よりも現在、つねにベストのマーラー演奏を追求したいという意欲は使用楽譜にも反映されており、ヤンソンスはRCOとの公演に際して、最新の研究成果であるシュタルク=フォイト&キャプランによる校訂譜を採用しているのも注目されるところです。
こうしたヤンソンスの意図をしっかり汲んで、ソリストも一体感を保持したみごとな歌唱で応えます。2011年3月の同シリーズ第8番にも参加するリカルダ・メルベートは、ケムニッツ出身のドイツのソプラノ。ウィーン国立歌劇場のメンバーとして活躍したメルベートは、新国立劇場での2006年の「コジ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージ、2007年「タンホイザー」のエリーザベトで日本のファンにもおなじみ。2009年の「東京のオペラの森」でもロマン派歌曲の夕べで好評を博しています。
また、抑制のきいた表現と深く落ち着いた声質が魅力のベルナルダ・フィンクは、1955年ブエノスアイレス生まれ。古楽から近現代まで幅広いレパートリーを誇るアルゼンチンのメッツォは、スロヴェニア人の両親を持ち、これまでにドヴォルザークをはじめマーラーともゆかりあるスラヴ系演目のキャリアも豊富。ふたりは本拠アムステルダムに続き、12月13日ロンドンのバービカン、16日ウィーンのムジークフェライン、17日パリのサル・プレイエルのすべてに帯同して公演を大成功に導いています。
最後に、コンセルトヘボウの音響をよく活かした完成度の高い録音もやはり見逃せないところで、このたびのアルバムは総合的にみてヤンソンスが掲げる最高の内容を成し得たものに違いないでしょう
■全曲演奏の音と映像を収めた特典DVD
ボーナスDVDには、2009年12月3日、本拠地コンセルトへボウでのコンサート初日の模様を完全収録。これはなんともうれしい配慮で、目と耳で追体験できる楽しみも格別ながら、感銘をより強く深いものにしてくれるものとおもわれます。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2010/09/15)