ザ・ビートルズの解散から40年。結成10周年を経たソウライヴがビートルズの名曲カヴァーだけで構成されたコンセプト・アルバムを録音!3人編成のオルガン・ジャズ・ファンク・トリオに原点回帰しての心機一転作。彼らにとっては初のカヴァー・アルバムです。“最高にポピュラーな素材をソウライヴ流にやってみたぜ”とアラン・エヴァンスが語るように、誰でも知ってる曲ばかりだけど、ソウライヴがやるからには一筋縄じゃ済ませない。イントロは穏やかでも、ジワジワとろ火であぶるように温度を上げていくグルーヴが、ジャム度100%なソロを経て沸点に達する痛快さはソウライヴならでは!まさに1970年前後のヴィンテージ・ソウル・ジャズ・スタイルを正しく継承する彼らだけにしかできないソウルフルすぎるビートルズ集!
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タワーレコード
昨年の『Up Here』で原点のトリオ編成に回帰したソウライヴ新作は、何とビートルズのカヴァー集に!"Eleanor Rigby"での疾走感に溢れたドラムスや速弾きのギター・ソロ、"Taxman"での極太ベース、"Come Together"でのワウ・ギターなど、3人のグルーヴが吹き込まれた名曲のオンパレードは聴きどころ満載だ。いずれもライヴ映えしそうな曲ばかりなので、5月に行われる来日ツアーの予習にもぜひ!
bounce (C)福原将人
タワーレコード(vol.318(2010年2月25日発行号)掲載)