クラシック
CDアルバム

Bruckner: Symphony No.5 WAB.105 (2/2008)

5.0

販売価格

¥
3,090
税込
還元ポイント

廃盤

在庫状況 について

フォーマット CDアルバム
発売日 2009年03月19日
国内/輸入 輸入
レーベルHarmonia Mundi
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 HMC902011
SKU 794881910526

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:14:00

【曲目】
ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調 WAB.105
【演奏】
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、シャンゼリゼ管弦楽団
【録音】
2008年2月 メス,アーセナル
プロデューサー:アンドレアス・ノイブロンナー(TORITONUS)
エンジニア:マルクス・ハイラント(TORITONUS)
[DDD/ステレオ]

【トラック・タイム】
I. 20'12 + II. 18'08 + III. 12'27 + IV. 22'27 = TT. 73'36

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

ヘレヴェッヘ&手兵シャンゼリゼ管によるブルックナー・シリーズ第3弾 オリジナル楽器初の第5交響曲

ヘレヴェッへ&シャンゼリゼ管によるブルックナー交響曲シリーズ第3弾は、2008年2月に収録された交響曲第5番。第4番に引き続いて、初の本格的なピリオド楽器演奏によるアルバムの登場となります。
ブルックナーのシンフォニーのなかでもオルガン的とか宗教的といったイメージをもっとも想起させる第5交響曲。これまでも時代考証派によるブルックナーの交響曲第5番では、アーノンクールがウィーン・フィルを振った録音、同じく古楽演奏からキャリアを積んだボルトン&モーツァルテウム管などの録音があり、なかでもアーノンクール盤はモダン楽器のオケながら弦のノンヴィブラート奏法を導入したことで、第2楽章アダージョなどに一定の成果を上げて注目されました。
1991年の設立以来、長年に渡りピリオド楽器のアンサンブルとして数多くの実績を重ねてきたヘレヴェッへ&シャンゼリゼ管は、着実に深化を遂げているのでしょう。交響曲第7番や第4番、そして前作のミサ曲第3番で真価を示してきた、ほかならぬ当コンビによるだけにこのたびの第5番もやはり強く惹かれるものがあります。
まず、第1楽章では低弦のピッツィカートで開始される序奏、つづいてヴィオラ、第2ヴァイオリン、第1ヴァイオリンの順に対位法を形成してゆくあたり、ヴァイオリン両翼型の配置から生み出される立体的な音響がここでも効果的。過度に華美に陥らぬファンファーレもオリジナル楽器特有のあたたかみのある響きで好ましく感じられます。
さらに、アダージョも試みとしてではなく、ヴィブラートフリーを徹底的に実践した結果、かつていかなる録音でも味わったことのないこのうえない透明感を獲得しています。そして、切れ味も鋭く美しく幻想的なスケルツォを経て、神聖にして壮麗というほかないフィナーレで閉じられるまで、まるで宗教曲の深い祈りの場面にも似た感触は耳の肥えたファンといえども片時も聞き逃せないものです。
なお、テンポについて快速な傾向を指摘されることの多いピリオド・アプローチにあって、当盤の総演奏時間は、ヘレヴェッヘが理想とするヴァントによるNDR響との1度目のレコーディング(1989年)にほぼ近いものとなっているのも注目されるところです(73分29秒)。また、クオリティの高い音楽制作で知られるTORITONUSのチームが録音を担当しているのも大きな魅力といえるでしょう。 [コメント提供;キングインターナショナル]
---
発売・販売元 提供資料

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
5.0
100%
0%
0%
0%
0%
この曲はブルックナーの生前は改訂版でしか演奏されなかったが、もし原典版で演奏されていたのならこういう演奏ではなかったのだろうか?と想像をさせてくれる演奏。「ブルックナーをピリオドで?」と思う人こそ素直に耳を傾けるべき演奏。
0

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。