クルト・ワイルによるタイトル曲「スピーク・ロウ」など、珠玉の名作の数々に思わず引き込まれる…。AORの巨匠、ボズ・スキャッグスが挑むスタンダード・ジャズ・アルバム。今までと違うチャレンジのアルバムと自らが評する意欲作! (C)RS
JMD(2010/06/17)
ボズ・スキャッグス17作目となる本作はDECCA USから登場。70年代の"Lowdown""Lido Shuffle"などの大ヒットで1980年代には早くもほとんどリタイアしたような形でサンフランシスコのナイトクラブSlim'sのオーナーとして忙しく過ごしライヴも年に1回にしていたが、1988年以降再び表立った活動を開始、2003年にスタンダードのアルバム"But Beautiful"をリリース。本作は約5年ぶりの作品で"But Beautiful"の続編。ブルース、R&Bにバックグラウンドを置いているボズ、今作での歌い方は声の出し方から普段とは違い、ヴォーカリストとしての新たな冒険だそう。チェット・ベイカー、クルト・ワイルなどのスタンダード満載。
タワーレコード(2009/04/08)
2003年作『But Beautiful』の続編にあたるスタンダード・カヴァー集は、ギル・ゴールドスタインの冴えたプロデュース・ワークも手伝って、前作よりも遥かにストイックで知的な仕上がりとなった。そこには〈ミスターAOR、ジャズに挑戦〉的な企画臭など微塵もない。意識的に削ぎ落とされ、選び抜かれた最小限の音も、艶やかな歌声を美しく響かせるためだけに機能しているといった印象だ。これぞ極上のヴォーカル作品!
bounce (C)田中 幹也
タワーレコード(2008年12月号掲載 (P77))