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在庫わずか| フォーマット | SACDハイブリッド |
| 発売日 | 2007年09月11日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | BIS |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | BISSA1536 |
| SKU | 7318599915364 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:11:00
『パーセル歌曲集』
【曲目】
1. 薔薇より甘く
2. 運命の時が
3. アミンタスが初めて唇を求めてきた時
4. 悲嘆
5. 彼らはあなたの偉大な力を語ってくれた
6. 男は女のために作られ
7. 静寂な闇より
8. 束の間の音楽
9. 今や闇は払われ
10. 音楽が愛の糧であるならば
11. この上なく幸せな恋人たち
12. 内気なテムズ河
13. 恋の病から自由になろうと
14. おお、美しいチェダリアよ
15. こよなく美しい島
16. おお孤独よ
17. もし恋が甘い情熱なら
18. 聖処女の戒め
19. 夕べの賛歌
【演奏】
キャロリン・サンプソン(Sop)
ローレンス・カミングス(Cem,Spinet)、
エリザベス・ケニー(アーチリュート、テオルボ)
アンヌ=マリー・ラスラ(バスヴィオール)
サラ・セクストン、アンドレア・モリス(Vn)
ジェーン・ロジャース(Va)
[DDD]

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パ―セルの歌曲は〈夕べの讃歌〉以外、あまり心に響く作品がないので、今まであまり聴かなかった故、C.サンプソン女史の歌唱はとても良い。アルバム『Fleurs』リリース時のインタビュー記事を読むと、歌曲を歌うのが大好きとあった。日頃、自宅で器楽作品を愛聴している私が、歌唱作品を聴く時は圧倒的に歌曲が好きなのだが、オペラ作品とは違い、歌手を選ぶジャンルだと感じていた。夫の勤務先企業の拠点地理解からも、パ―セルは英国人歌手で聴きたいと思っていた中、彼女の歌唱で聴くことにした決め手は、次の資質による。“言葉で表現できない時、言葉では足らない時に花を贈るように、これらの歌曲を皆様にお贈りしたいと思います。”
息子と社会問題に巻き込まれた時、様々な暴力に揉まれた。暴力には、独特の気配の場が先に形成されて、離れていても母親には予知感覚が働くのであった。大切なものを損壊され続けた故、簡単に真善美を唱えるものに、白けた時期もあったが、今はやはり叙情回帰が大切と思う。
夜荘厳な薔薇色の夕空に、夜の帳が降りる頃、明日は学校へ行くだろうかと憂い、下校すると何かに絶望している息子の受難を痛感し、失意による無気力や意気阻喪から抗うことに力を費やして来た。
贈る相手を思いながら選び、心をかたちにする贈答や手紙と言った文化が私から殆ど失われて10数年以上が経つ。
今は、心の砦として、叙情的な時空間を多く持つようにしている。
掉尾を飾る〈夕べの讃歌〉の歌唱は、女声による表現が美妙で、秀抜。
チャルズ2世Charles II の誕生日(1630年5月29日)に。