ワールド・ミュージック界の第一人者、アンジェリーク・キジョーの移籍第1弾となる通算8枚目のアルバム。トニー・ビスコンティがプロデュースを担当。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
★第50回グラミー賞(Best Contemporary World Music Album)受賞!
アリシア・キーズ、ピーター・ガブリエル、ジョス・ストーン、カルロス・サンタナ、ジギー・マーリー、ブランフォード・マルサリス、ジョシュ・グローバンほか超豪華ゲスト多数参加!!グラミー・ノミネート常連の実力派、西ベナン出身の女性シンガー、アンジェリーク・キジョーのEMI移籍第1弾アルバムが登場!プロデューサーにトニー・ヴィスコンティを起用、大物ゲストが多数参加した注目作!
タワーレコード(2009/04/08)
数年おきのリリースによって、練った作品を作り続けてきた西アフリカはベナン出身のキジョー。レーベル移籍第1弾となる今作のプロデューサーは、なんとデヴィッド・ボウイの制作などで知られるトニー・ヴィスコンティだ。ちょっとビックリだが、多彩なゲストを迎え、キジョーの音楽性をさらにポップに演出している。アリシア・キーズとブランフォード・マルサリスとの“Djin Djin”は西アフリカらしい哀感が美しいナンバーで、ジョス・ストーンと歌うストーンズのカヴァー“Gimme Shelter”もアレンジがおもしろい。“Pearls”ではジョシュ・グローバンとカルロス・サンタナをフィーチャーし、ほかにアマドゥ&マリアムやピーター・ガブリエルとの共演もある。欧州向けのリミックス2曲ではジョイ・デナラーニとカルメン・コンソーリがそれぞれ参加。鋭い人選だ。ラヴェルの〈ボレロ〉に詞を付けた“Lonlon”も意外なほど良い。
bounce (C)高橋 道彦
タワーレコード(2007年05月号掲載 (P75))