J.S.Bach:Goldberg Variations (1955:Zenph Studios) :Glenn Gould(p)

伝説の再創造～グレン・グールドの「最新録音」が姿を現す！
『ゴールドベルク変奏曲の再創造』～Zenph Studio Re-Performance
グレン・グールドの“定番”である『55年のゴールドベルク変奏曲』。LP、CDを通じてベストセラーとなり、この曲のスタンダードとして知られていますが、その弱点だったのが「モノラル録音」であったことです。その弱点を、今回発売となる『ゴールドベルク変奏曲の再創造』は、最新テクノロジーによって完全にカバーしたのです。
＜Zenph Studio Re-Performanceとは？＞
・アメリカで開発されたコンピュータ・ソフト「ZENPH(ゼンフ)」は、オーディオデータを読み込み、それがピアノであればキータッチや音量、ペダルの踏み込み加減まで、完全にデータ化出来るというソフトです。このソフトがあれば、古い時代のSPやLPの音源をデータ化し、MIDI対応のグランドピアノなどで再生することが出来るわけです。往年の巨匠達の演奏が、リマスタリングやリエディットではなく、“最新の録音”で楽しめるのです。
・今回の録音では、1955年録音のグレン・グールドのデビュー作「ゴールドベルク変奏曲」をこのソフトでデータ化、晩年のグールドが愛奏した事でも知られるヤマハのMIDIグランドピアノで実際に演奏し、それを最新のDSDシステムでレコーディング。あの衝撃的パフォーマンスが、最新の音質で蘇ったという訳です。
・しかも本盤は、オーディオの最高音質を目指したスーパーオーディオCDと通常CDのハイブリッド盤であり、またSACD部分では、通常のステレオの他に“5.1chサラウンド”を楽しめます。
・本盤には、通常の方式で録音したヴァージョンの他に、実際にピアニストがピアノを弾いている位置にマイクを置いて今回のパフォーマンスを録音した「バイノーラル・ステレオ・ヴァージョン」があわせて収録されています。このヴァージョンは、特にヘッドホンでお聴きになると、正に自分がピアニストになったかの様な音像を楽しめます。


GLENN GOULD生誕75周年～そのメモリアル･イヤーに相応しい作品のリリースです。1955年に録音されたグールドのデビュー作品「ゴルトベルク変奏曲」のモノラル･マスターをU.S.のコンピュータ･ソフト「Zenph（ゼンフ）」を使って徹底的に解析し、キータッチやペダルの踏み込み加減にいたるまで完全にデータ化、それを自動演奏ピアノを用いて再現しステレオ録音したという驚愕の内容です。加えて5.1chマルチチャンネル･サラウンド音声や、バイノーラル･ステレオ音声まで含まれ、現代のテクノロジーが惜しみなく投入された究極の内容となっています。