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在庫わずか| フォーマット | SACDハイブリッド |
| 発売日 | 2006年08月24日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Querstand |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | VKJK0608 |
| SKU | 4025796006087 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 01:27:00
“MDRエディション15”
【曲目】
マーラー: 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
【演奏】
ファビオ・ルイージ(指揮)、MDR交響楽団(ライプツィヒ放送響)
クリスティアーネ・エルツェ(S)、藤村実穂子(Ms)
【録音】
2005年4月17日 ゲヴァントハウス,ライプツィヒ (ライヴ)

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「復活」はマーラーの愛弟子であり初演にも参加したクレンペラー・フィルハーモニアを定番で聴いてきた。特別なことは何もしていないのに心に染み入る演奏をするのがクレンペラーである。
ルイージの復活を聴く前に師匠のミラン・ホルヴァートの復活を聴いた。バーンスタイン盤に匹敵する「隠れ名盤」として一時話題になった演奏である。
ホルヴァートの演奏はバーンスタインというよりテンシュテット・NDR盤(海賊盤だが音はいい。)の演奏によく似た爆演だと思った。両者とも爆演でも理性を失わずちゃんと手綱を締めているところが凄い。
では肝心のルイージの復活はどうなのか。
確かに師匠のホルヴァートの復活に骨組みは似ている。
だが、ホルバートやテンシュテットやバーンスタインのような情に傾いた爆演にはなっていない。
なっていないのだが、爆演の中身はちゃんと伝わってくる。迫力も大したものだ。ライヴだから音楽にノッテイルし推進力も半端ではない。
これは、クレンペラーの何もしない凄さと師のホルヴァートの情を両方とも兼ね備えている。
このことは凄いことである。復活をライヴで録った意味が分かる。
ルイージは復活で自身のマーラー演奏のフォルムを完成させたように思える。
まだCD化されていないマーラー交響曲演奏が本当に楽しみだ。