半世紀近くに渡り数多くのオーケストラに客演し、フランス音楽の神髄を伝えてきたジャン・フルネのラスト・コンサートを収録した3枚組仕様のBOX。2005年12月20日、サントリー・ホールで行われた公演をSACDハイブリッド盤に、12月21日の東京文化会館での模様をDVDに収録。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
『ジャン・フルネ~来日引退公演』
12月20日のサントリーホールでの演奏をSACDハイブリッド盤に(ディスクは2枚です)、そして最終公演となった12月21日 東京文化会館での模様をDVD-Videoに収録した“ラストコンサート”の全容を伝える「完全版」登場!
1913年にフランス ルーアンで生まれ、母国はもとより、世界各地で70年以上指揮台に立ち続けてきたジャン・フルネ。日本においても1958年以来、半世紀近くに渡り数多くのオーケストラに客演し、フランス音楽の神髄を伝えてきました。
92歳を迎えた2005年、彼はついに引退を決意します。そして、最後の演奏会の地として選んだのはフランス、長く地盤としたオランダではなく、日本でした。
古くはトスカニーニ、ワルター、近年ではジュリーニ、ザンデルリンクなど指揮界の巨匠たちは生前に引退公演をこない、最後の花道を飾りました。日本ではこのような巨匠たちによる真の<引退公演>が開催されたことはなく、二晩にわたっておこなわれた“ジャン・フルネ ラストコンサート”は日本音楽史上、比するもののない記念碑的な演奏会となったのです。
演奏曲目は十八番のベルリオーズ、ブラームス/ラヴェル共演CDで絶賛された伊藤 恵とのモーツァルト、そして「人生の節目にあたる演奏会でいつもとりあげる」ブラームスでした。
本タイトルは、12月20日 サントリーホールでの演奏をSACDハイブリッド盤に、そして最終公演となった12月21日 東京文化会館での模様をDVD-Videoに収録。<ラストコンサート>の全容を伝える「完全版」です。
フルネは最後の公演で都響を選んだ理由について、DVD収録のインタビューで以下のように述懐しています。
「都響の公演のために毎年日本を訪れていますが、特にこの楽団、そしてここにいる友人たちがとても好きだったこと、そして、ここで私のキャリアの全て、ここまでやってきた事すべてを終わりにしたいという強い希望がありました。いつも、とても深い人間関係で結ばれていて、とても心地よい場所であり、私にとっては常に最高の場所でした。」
ひとりの老指揮者がと夢見る音楽――その意を完璧に理解し、自発的に演奏するオーケストラ。ここには、音楽の理想があります。
“ジャン・フルネ ラストコンサート” SACD+DVD Video これは来るべき人類のための<世界遺産>なのです。 [資料提供;(株)フォンテック]
発売・販売元 提供資料(2009/04/08)