ハード・バップの全盛期から現在まで第一線で精力的に活躍している名ドラマー、ロイ・へインズが、ジョシュア・レッドマンら若手グループと、ジョン・スコフィールドなどベテラン・グループといった世代を超えた一大セッションを展開した2002年の大傑作。貫禄たっぷりのロイのドラミングとのコラポレートも最高潮に達した瞬間がダイレクトに伝わってくる。ジャズ・ファン必聴です。 (C)定田

〈世界のジャズを日本から!〉をモットーに、良質の作品を発表し続ける注目レーベル、Eighty-Eight'sの新作はジャズ界の生き字引、ロイ・ヘインズ。80歳目前にしても彼の勢いは止まらず、オープニングから煽るような激しいドラム・プレイを聴かせる。ジョシュア・レッドマンを中心にしたグループと、ジョン・スコフィールドを中心にしたグループとに分かれてロイと響き合い、なかでもギター・トリオによるタイトル曲が◎。
bounce (C)宮本 康弘