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在庫あり| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2005年10月05日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | PROA-14 |
| SKU | 4988005408228 |
構成数 : 1枚
【曲目】
ブルックナー:交響曲第9番
【演奏】
マタチッチ(指揮)、ウィーン交響楽団
【録音】
1983年3月12‐13日(ライヴ)

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音楽の聴き方や評価はいろいろあってよいと思うけど、宇野が何を言おうといよいものはよいし、録音レベルが聴いていると下がってくるなどというたわごとを言うなかれ。どこを聴いたら録音が下がっていくのか。
私はルイージ・ドレスデン管のブル9を聴いたがノーテンキで全然よいと思わなかった。ルイージはマーラーはよいと思うがブルックナーは体質に合っていない。
マタチッチのブル9は久しぶりに聴いた。
以前聴いたときより、マタチッチがずっと深い音楽を実現していて、この演奏は枯れた内省的な演奏と言われているが、3楽章になっても力強さは全然落ちない。こういう演奏をマタチッチは意図していたのだ。
確かに音楽が深まれば内省的にはなるが、力強さも失っていない。
これが、ウィーンフィルだったりベルリンフィルだったりすればもっと音に厚みや艶が生まれたであろう。
しかし、1楽章の肩ひじ張らない、しかも丁度良いかげんの迫力、自然な進行、2楽章のティンパニが自然に浮き上がってくるような心理的強さ、そして、3楽章は、永遠に参画するやさしい表面と内面の崇高さ。これは「せっかち」に感じられるシューリヒトさえ成し遂げ得なかったところだ。
マタチッチはそういう先輩たちの演奏をいやというほど聴いて、このブル9の演奏を演出しているのだ。
宇野がどう言おうがもういいではないか。宇野にこだわるのは「宇野病」だ。
そこに鳴っている音楽だけを聴けばよいのだ。