クラシック
CDアルバム

Bruckner: Sinfonie Nr. 9 D-moll; Vivaldi: L'estro Armonico, Op.3, Nr. 11 D-moll

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フォーマット CDアルバム
発売日 2005年06月28日
国内/輸入 輸入
レーベルWeitblick
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 SSS0050
SKU 4033008900504

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:17:00

【曲目】
ブルックナー:交響曲第9番[1958年1月17日]
ヴィヴァルディ:協奏曲集「調和の霊感」[1958年1月18日]
【演奏】
マタチッチ(指揮)、シュターツカペレ・ベルリン
※共に、ベルリン国立歌劇場でのライヴ

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

マタチッチ、十八番のブルックナーです。EMIへの第4番に次ぐ時期の録音ですが、じっくりと構えた指揮ぶりに個性を感じます。ゴツゴツとした岩肌のような無骨さ、存在感の大きさが秀逸。カップリングは、何とヴィヴァルディの「調和の霊感」。大きな編成による荘重な演奏自体は、現在のスタイルと大きな乖離を感じさせますが、マタチッチならではの堂々たる様式感覚が説得力をもっていて感動的であることもまた事実ではないでしょうか?旧東独らしい高水準な録音にもご注目下さい;モノラル。
タワーレコード(2009/04/08)

ブルックナーの交響曲第9番は、むろんシュトラウス作品ほどではないにしろ、後年の演奏以上にロマンティックである。私たちがすでに知っている、彼ならではの岩石のようなユニークなブルックナー演奏とはいささか趣が異なる。思いの外やさしいのだ。ところどころ、まるでジュリーニのような甘美な歌い方も見せる。ある意味、マタチッチのざらついた音楽にとっつきにくさを感じていた人にとっては、心地よく流れるこの演奏は、いっそう好ましいのかもしれない。ヴィヴァルディではさらに感情がオープンになっている。冒頭のソロからして濃厚だ。日本ではバロック音楽というと、サラサラしたスムーズな音楽がイメージされているが、本当は違うはずである。それ以前の時代に比べていっそう強い感情表現、具体的な表現を行おうとしたのがバロックなのだ。ヴィヴァルディしかり、バッハしかり。だからこそ、表現の幅が大きな新発明の楽器ヴァイオリンがことのほか愛好されたのだ。この演奏では特にゆっくりした楽章が滴るように濡れていて、聴きものである。ヴィヴァルディは、センチメンタルなまでの情感の表現という点では、バロック作曲家中屈指だったと思うが、それを再確認させてくれる。
[許光俊さんによる商品コメントより転載させていただきました]
タワーレコード(2009/04/08)

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