
ワーナークラシックス・リマスター・エディション(シンフォニック&協奏曲作品録音全集) / オットー・クレンペラー
|
|
クレンペラーはワルター レッグをはじめとして良い録音プロデューサーに恵まれたせいか、アナログ録音の精華というべき優秀録音が多いのが隠れた特徴である。ところが日本で発売されていたLPは悪名高い東芝製で、どちらかといえば「音が悪い」と言われていたものである。英国コロンビア、EMIの原盤で聴くと、その素晴らしさがよくわかる。私は優秀録音には目が無いのでクレンペラーのLP初期盤はほとんど持っているが、それらとの比較試聴をしても、今回のリマスターCDは決して劣ってはいない。左右の音の広がりや定位でLPを凌ぐものがあるのは驚きだ。半世紀を経てこのような音が蘇るとは、レッグも草場の陰で喜んでいるに違いない。
1
|
商品詳細へ戻る
aisurgeonさんが書いたメンバーズレビュー
|
|
クレンペラーはワルター レッグをはじめとして良い録音プロデューサーに恵まれたせいか、アナログ録音の精華というべき優秀録音が多いのが隠れた特徴である。ところが日本で発売されていたLPは悪名高い東芝製で、どちらかといえば「音が悪い」と言われていたものである。英国コロンビア、EMIの原盤で聴くと、その素晴らしさがよくわかる。私は優秀録音には目が無いのでクレンペラーのLP初期盤はほとんど持っているが、それらとの比較試聴をしても、今回のリマスターCDは決して劣ってはいない。左右の音の広がりや定位でLPを凌ぐものがあるのは驚きだ。半世紀を経てこのような音が蘇るとは、レッグも草場の陰で喜んでいるに違いない。
1
|
|
|
ベートーヴェンのソナタ全集は星の数ほどあり、変奏曲やバガテルも個別に色々と出ているが、それらを全て(多分)網羅した上、分野を分けず年代順に並べているのが本セットの特長です。ピアノ独奏曲を通じてベートーヴェンの成長の過程がよく分かります。最初から通して聴くことにより、作品27−2「月光」あたりから突然の高みに達していることが理解できます。演奏しているティリモは優れた音楽学者であり、シューベルトのソナタの完成補筆版でも有名です(ウィーン原典版)。そこらの若造とは楽曲に対する理解の深さが違います。シューベルトのソナタ全集(自身の補筆版)が廃盤になっており、手にはい
0
|
|
|
これはすごい。マーラー直伝の演奏が、ステレオ初期アナログの高音質で蘇った。このタワレコの仕事は、文化財保護の見地からも特筆大書ものである。全て初期アナログLP盤で持っている者にとっても、改めて購入せざるべからず。
1
|
|
|
13枚目のシューベルトD823はハンバリー風ディヴェルティメントではなく、アンダンティーノバリエです。ハンガリー風・・を期待して買ったのに残念です。ブリテン、リヒテルによるこの曲は他で出ているのかしらん?しかし、このミスを除けば、演奏、録音、曲目、と3拍子揃った企画で、誰にでも大声で推薦したいです。
0
|
商品詳細へ戻る