メンバーズレビュー一覧

Complete Collections -Tchaikovsky:The Ballets :Nutcracker/Sleeping Beauty/Swan Lake:Leonard Slatkin(cond)/St. Louis Symphony Orchestra/etc / セントルイス交響楽団、他

くるみ割り人形=恐らく全曲盤としては五指に入る名演。スラトキンはバレエ曲ではなく管弦楽曲として演奏している。st.L.soは80年代、気鋭指揮者スラトキンと共に成長しUSA.BIG5に比肩する実力を備えるに至った。これは、このコンビが最も輝いていた時代の記録。他の二曲も名演だが「くるみ割り」には及ばない。音質=優の下(奥行は浅いが残響は充分で美しい)。'85(くるみ割り),'90&'91(眠れる森、白鳥)録音。

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松原弥生さんが書いたメンバーズレビュー

  • 1

(全11件)

Handel: Complete Chamber Works

L'Ecole d'Orphee

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

プレストン(fl.)について=その、楽器としての完成度の低さ故、モーツァルトも嫌いだったといわれる、ベーム式以前のフルートを、完璧に吹きこなせる数少ない奏者の一人、スティーヴン・プレストン。70年代の、ホグウッドとの共演等で一世を風靡したが、未だに彼を越えるオーセンティック・フルート奏者は登場していない。

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蒐集家向「無人島コレクション」1.ジュリーニ=ヘッセン(現フランクフルト)放送so、2.フリッチャイ=ケルン(現WDR)放送so。後にはレパートリーから外される、2(彼にとっては現代音楽)が貴重。彼(及びジュリーニ、フリッチャイ)のファンにとっては宝物。音質=24bitのリマスターは柔らかく膨らみがある。Vin.を左に定位させる為か全部が左寄りなのが欠点だがアンプのバランス調節で対応出来る程度で問題ない。秀の上。独製。

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1.メンデルスゾーン死後発見の、番号の無い方は冒頭からバシュメット=モスクワpoの気迫が凄く、さしものクレーメルも押され気味。2.チャイコフスキィは独壇場。彼にはシベリウス等の名演もあり、現代音楽だけの人ではない事を証明しているが、これもその証拠の一つ。ロマン派でも個性を存分に発揮している所がさすが。音質=24bitリマスター。きめ細かく恐ろしくクリア。優の下。1.St、2.Mn。両方とも実況録音。

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Vivaldi: Four Seasons

ヴィクトリア・ムローヴァ

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ムローヴァの技巧は完璧。名曲演奏にありがちな斜に構えた所もなく、一音一音丁寧で、好感が持てる。アバドはいつも通り中庸を得た表現だが「冬」の冒頭のトゥッティだけは別。彼とすれば精一杯の自己主張。有名な「ドレスデンの楽団の為に」も収録。バランスが頗るよく、こちらの方が名演。音質=バロックとしては珍しく中域に厚みあり。AMSIというサラウンドリマスターは劇的効果を狙う物ではない様だ。優の下('87)。解説無し。

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4 Pleasure - Tchaikovsky: Piano Concertos, etc / Pletnev

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ピアノ協.no.2=演奏機会も、一流どころの全集録音もほとんど無い2&3番。だが幸いプレトニョフ=フェドセイエフ盤がある。未完の3番はともかく、2番は佳作。無視される理由は第二楽章が完全に三重協奏曲(Vi,Ce)になっている点。この演奏では工夫を凝らし違和感を和らげようとしているがやはり払拭は出来ず。曲自体は佳曲なので幻想曲と割切って聞こう。演奏もよい。音質=硬く刺々しい。典型的16bitの音。良。'89から'94の録音。

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Live In Russia:Beethoven:Piano Sonata No.8/No.14

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

アラウは鼻息荒く(実際聞こえる)唸りながらの熱演。ボールトは一曲のみで評価外。バーンステインは渡欧後の演奏とは比べるべくもない(★3)。NYPOの名技には驚嘆。V.d.R.が名演。一糸乱れぬ合奏、豊かな表情。貴重な録音(Hcのカスタニョーネはグリュミオーの編曲/伴奏もした才人)。音質=アラウ(ST):間近にいる様でリアル。VdR(ST):クリア。両者歪あるが優の下。ボールト&バーンステイン(Mn):歪ないが硬く細く金属的。良。*限定盤。

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第四、五番=ロジェストヴェンスキー、畢生の名演。ソ連崩壊後の西欧での演奏は緊張感に欠きつまらないので、もうこれ以上は出ないと思われる。表情、情感の豊かさは筆舌に尽し難い。特に緩徐楽章。この巨匠固有の、憂愁に閉ざされた表情が喩えようもなく美しい。残りの「悲愴」は意外に普通(これのみ四つ星)。音質=奥行は浅いが横の拡がりはあり、残響も多め。低域のパワーが凄い。優の下。

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Messiaen: Turangalila Symphony/ Le Roux, ONF

LE ROUX/ONF

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

初演はバーンステイン=B.so.('49)。18年後に小澤盤が出て一挙に人気曲になり、'90には作者自身の改訂・立会いによるチョン盤の発表、新たな展開を見せた。だが初録音のル=ルー盤も無視できない。フランス産だけあり色彩感溢れる演奏。サイケデリックな音画。オンド・マルトノは映画音楽で我々には馴染になっているので驚かない。特筆すべきは初期STらしい名録音。深く広く、巨大な音のドームの中にいる様。優の中。

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デ・ラローチャは上品過ぎ('72)。リッチは普通だが曲は名曲('56)。自作自演の交響曲はVPO.なので荒々しさはない。これは音が凄い。重低音が地響きをたてる('62)。最大の聞物はブラックの「仮面」('77・これのみ星5)。流石映画音楽の大家、のっけからグイと引き込まれ、恰も目前で絢爛たる舞踏会が催されたかの様。終曲のおふざけ曲も楽しい。音質=P.&Vin.con.「仮面」優の中、Sym.優の下(残念ながら劣化有。)全てステレオ。

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第二番=難曲。寄せては反す波の様なうねりと、見通しのよさ、という相反する要素を同時に表出せねばならず、その上甘美なメロディーを存分に歌わせつつもそれに溺れぬ冷静さが必要。これらを充たした盤は今の所二つ。ビシュコフ(Ph)と、これ。こちらはやや感情的でウェットだが抑制は充分。全曲名演。指揮者としては低評価だが好相性の作品,楽団に出会えば驚異的な名演をする。録音=奥行深くライヴな音。優の中。'80~'84

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くるみ割り人形=恐らく全曲盤としては五指に入る名演。スラトキンはバレエ曲ではなく管弦楽曲として演奏している。st.L.soは80年代、気鋭指揮者スラトキンと共に成長しUSA.BIG5に比肩する実力を備えるに至った。これは、このコンビが最も輝いていた時代の記録。他の二曲も名演だが「くるみ割り」には及ばない。音質=優の下(奥行は浅いが残響は充分で美しい)。'85(くるみ割り),'90&'91(眠れる森、白鳥)録音。

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