メンバーズレビュー一覧

THE SPECIALIST / YOYO-C

THE SPECIALIST

YOYO-C

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

FIRE BALL脱退後も、レゲエシーンのみならずR&B/ヒップホップシーンでも引っ張りだこのYOYO-C。自身初のアルバムは、サンプリングを主体にしたヒップホップ的な手法で完成されたリディムと、彼の持つフレキシブルな声とフロウが相まって極めてオリジナルなヴァイブスを醸し出す一枚に。レゲエファン、ヒップホップファン両者に聴かれるべき傑作!名曲だらけの中でも、HAB I SCREAMを招いた(3)と、MOOMINとの(13)は最高!!!

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神乃国PC版さんが書いたメンバーズレビュー

  • 1

(全17件)

ME II YOU

HI-D

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

2003年『ヒップホップ発リアルR&Bシンガー』としてデビューして以来、日本のR&B/ヒップホップシーンに着実に足跡を残してきたHI-D。三枚目となる今作では、そんな彼の持ち味でもあるヒップホップ・サイドを封印し、メロウ・サイドを重点的にクローズ・アップ!MIHO BROWNを迎えた(10)などのアップもあるが、基本となるのはメロウかつスウィートなミッド/スロウ。HI-Dのシルキー・ヴォイスに酔いしれるハートウォーミングな一枚。

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イーソテリック

Eric Roberson

3:
☆☆☆☆☆
★★★★★

Case、Musiq、Jill Scott、112などへの楽曲提供、ATOJでの活動を経て2001年にリリースされたデビュー作『The Esoteric Movement』の復刻改訂盤。ネオ・ソウルとも違った、アーバン・ソウル的な感触を持った佳曲が並んだ実に品のいいアルバム。メロディもヴォーカルも悪くないんだけど、ちょっとパンチに欠けていて個人的には物足りなかった。これといった個性がなく感じた。

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ザ・ラヴ・エクスペリエンス

Raheem DeVaughn

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

父親がジャズ・ミュージシャンとか、(3)をケニー・ドープが手がけたとか、制作陣がATOJ絡みとか・・・そんな事どうでもよくなる程に素晴らしい!R.KELLYぽくもある極上ミッド(2)の時点で既に耳は釘付け。他にもヒップホップ以降のビート感、心地いいメロディ、幾重にも織り重なるコーラスを携えた、ネオ・ソウル系の楽曲が満載。ファルセット使いが美しい(10)の素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。超傑作☆

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DADDY'S HOUSE VOL.3

DJ MASTERKEY

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

恒例の『DADDY'S HOUSE』第三弾にして完結作は、過去最高のヴォリューム。ゲストの個性に合わせて様々なトラックを用意して、その魅力を引き出す手腕はかつてない冴えを見せている。ロック系、哀愁系、スムーズ系、ウェッサイ系、R&B系・・・など曲調もトラックも今までで一番ヴァラエティ豊か。イントロの(1)、DOUBLEとの(11)を聴いてビックリ!DJ KAORI・・・歌上手くなったねえ☆次は邦楽のDJミックス盤を切望!

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VOODOO

D'Angelo

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ネオ・ソウルの旗手として颯爽と登場して颯爽と登場した、孤高の天才ディアンジェロ。あまりに寡作過ぎる彼の5年振りのセカンド。ジャズの匂いと閉じた雰囲気が印象的だったファーストに比べ、ぶっといグルーヴ、絞り込まれた音が印象的な一枚。個人的には、心地いいメロディと柔らかなグルーヴが絶妙に絡んだファーストの方が断然好き。ぶっといウネリの渦に差し込まれる、軽やかなジャズ・グルーヴが美しい(9)は必聴!

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ヒーロー・ザ・S.Z.

シャカゾンビ

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ジャパニーズ・ヒップホップを初期から支えてきた重要グループ=シャカゾンビの97年作。リリカルな響きを持つトラックと、個性的な2MCは当時からシーンでも異彩を放っていた。いくつかの曲で聞ける内省的なリリックも彼らの特徴。美しいピアノの音色に導かれる(4)、虹の七色を人生に重ね合わせたリリックが秀逸な(8)、当時珍しかった恋愛系(9)、EPでも話題になったイルな雰囲気の(10)など個性的な名曲多数収録。

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ケヴィン・リトル(最強版)

Kevin Lyttle

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

2003年秋に「TURN ME ON」の大ヒットで、全世界にソカ旋風を巻き起こしたケヴィン・リトル。そんな勢いを受けてのファーストは、魅力的なメロディを持ったR&B色の強い楽曲と、伸びやかな美声を堪能できる一枚。大ヒット(1)に頼らずとも十分に素晴らしい内容で、ソカのテイストを取り入れたR&B調の楽曲の中にダンスホール・チューンやレゲエ・チューンも登場。個人的にはサラーム・レミ作の(11)がオススメ。

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クーリーハイハーモニー+6

Boyz II Men

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

90年代のヴォーカル・グループ・ブームをJODECIと共に牽引したBOYZ II MEN。そんな彼らの91年発表のデビュー盤に6曲プラスした改訂盤。アルバムの完成度は次作以降にゆずるが、90年代を代表する名曲中の名曲(1)、NEW EDITIONのマイケル・ビヴンスをフィーチャーしたアップ(13)をはじめ、彼ら最大のウリである美しいハーモニーはこの頃から健在。約15年が経った今でも色褪せない名作。

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ジェミナイ

Brian McKnight

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

当代きっての美メロマスター=ブライアン・マックナイトが、傑作『U Turn』から2年振りの7thアルバムをリリース。今回はミッド/スロウ群が充実したスムースでメロウな一枚。全編を貫くシルクのような歌声と美しい旋律は、聴く者を甘く柔らかな世界へと誘う。心地いいグルーヴの名曲(2)、ルーサー・ヴァンドロスをサンプリングした(4)、ファルセットで歌う(5)など派手さはないものの、しっとり聴ける飽きのこない充実作。

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アイジャスウォナシング

Musiq Soulchild (Musiq)

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

21世紀のスティーヴィー・ワンダーと評されるミュージック・ソウルチャイルドの傑作ファースト。いわゆるねお・ソウルと呼ばれる類の音で、ヒップホップ世代によるソウルの新解釈といった趣きの一枚。アルバム全体に柔らかい雰囲気が漂い、優しいメロディと歌声が聴く者を温かく包み込む。ザ・ルーツのスクラッチによるヒューマン・ビート・ボックスに始まり、フィリー・ソウルの魂を継承する豊穣な歌世界が展開する。素晴らしい☆

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MUSIC IS EXPRESSION

瘋癲

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

正直最初は良さがわからなかった。でも、聴き込む度に新しい発見が積み重なって、今では傑作だと断言!日仏英語の同居、ハイセンスなサンプリング、本物が聴かせるレベルの高いフロウなど、流行り好きには敷居が高い。(2)(5)(7)(14)(15)あたりの無条件にカッコいい速効性のある楽曲と、(4)(6)(10)(13)といったじわじわ染みてくる楽曲が交互に聴覚刺激。彼らにしか出せないオリジナルな音。必聴!

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え?DJ MASTERKEYがDEATH ROW?めっちゃ想像できん組み合わせやけど、これがなかなかイケる。まあ彼がミックスするだけに、スムーズな展開のありがちなウェッサイ系ミックスにはなるはずもなく、選曲や構成もひと味違ったパーティー仕様の一枚に。しかしこの人の引出しの多さには驚かされる。ちょっと前にリリースされたDJ PMXの正統派(?)DEATH ROWミックス盤(こちらも◎)と聴き比べると面白い☆

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THE SPECIALIST

YOYO-C

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

FIRE BALL脱退後も、レゲエシーンのみならずR&B/ヒップホップシーンでも引っ張りだこのYOYO-C。自身初のアルバムは、サンプリングを主体にしたヒップホップ的な手法で完成されたリディムと、彼の持つフレキシブルな声とフロウが相まって極めてオリジナルなヴァイブスを醸し出す一枚に。レゲエファン、ヒップホップファン両者に聴かれるべき傑作!名曲だらけの中でも、HAB I SCREAMを招いた(3)と、MOOMINとの(13)は最高!!!

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SEVEN [CCCD]

Keyco

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

前作より1年4ヶ月でKeycoが仕掛けた4枚目は、ソウル/ファンク/ジャズなどをルーツにしたオーガニックサウンドの大傑作!歌、声、メロディの魅力はもちろん、出過ぎず引き過ぎずといった感じの絶妙な演奏が、楽曲の魅力と完成度を最大限まで高めている。生音の美しい調べ、歌と声の力、温もりに満ちたメロディに酔いしれる極上の一枚。一切駄曲なしと言っても過言ではない傑作☆just listen!

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NO MORE TROUBLE<通常盤>

MOOMIN

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

今や日本の夏と言えば、金鳥の蚊取り線香かMOOMINの歌声かってくらいのもんで、そのMOOMINが今年もスウィートボイスと共に、爽快感溢れるサウンドを届けてくれた。かつてのソウル系楽曲より、突き抜けた夏の青空のような爽やかなレゲエ曲が主役。効果的に差し込まれる、哀愁漂うメロディが胸に染みる。肌が小麦色に変わっても、MOOMINの歌声はいつも変わらず甘く、そして優しくそこに流れている。

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Synchronicity

BENNIE K

3:
☆☆☆☆☆
★★★★★

クラブ発のポップデュオ=BENNIE Kのサード。作品の質以前にイントロなどを除いた11曲中6曲が既発曲、1曲がリメイク曲というのはいかがなものか?純粋に初お目見えは4曲。シングル曲収録ならまだしも、ミニアルバムからも3曲入るとは。楽曲自体もノリに乗ってる二人らしからぬ、まだまだ練り込みが必要なものが多く、セカンドのようなクオリティの高さはない。彼女達を初期から応援してきたファンにとっては残念な内容なのでは?

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MOOMIN

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

アーバンソウルといった趣きの楽曲をメインに、レゲエ曲がちらりと顔を見せるといったアルバム構成だった前作までから一転、今回はレゲエ色全開のアルバム。初の本格ダンスホールナンバーをはじめ、いつになく幅広いタイプの楽曲に挑戦。今までになくゲスト参加も多く、バラエティ豊かな一枚。変わっていないのは、いつもグッドミュージックを奏で続けているということ。

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(全17件)