(全7件)
モーツァルト: 後期交響曲集(第28-36番、38-41番) 全13曲<タワーレコード限定>
オトマール・スウィトナー、他
音質は、とくに70年代のものはしなやかで美しい。60年代のものはやややエッジが立つ。いずれにしても国内盤CDの不満は解消された。ずっとピリオド楽器の演奏を聴いていたが、よりストレートにモーツァルトを聞く喜びを感じることができる。装丁はやや地味。ワルターのSACDのように派手でバカでかいものより数等良いが。日本語のブックレットが欲しかった。
ブルックナー:交響曲第7番<タワーレコード限定>
カール・シューリヒト、他
多分、これはシューリヒトのコンサートホール・レコーディングの中でもっともよい録音。CDの段階でも良かったが、音の伸びや臨場感等がいっそう改善されている。多分、倍音成分が出ることにより音の質感がよくなった―音が美しくなった―ことに満足である。たしかにあらもあるが、私には許容範囲である。究極の技術を追求することに汲々としている今の多くのオーケストラは私を幸せにはしない。
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)<タワーレコード限定>
音場が左右に分かれすぎであるが、まずは自然。何よりも各楽器のニュアンスが良く出るようになった。ヴァイオリンは、今までは鈍い音がバックに埋没していたが、音が立つようになり、実はかなりの演奏であることがわかったのはうれしい。ただしモダンチェンバロの響きはシューリヒトには合わない。なお、解説中の「十字軍」という言葉は使わないほうがよいのではないか。
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢/序曲集<タワーレコード限定>
「真夏のよるの夢」がCDに較べてもオケの質感等、改善度が高い。木管がオンで不自然であるが、ブラームスの4番のように突如として強調されるよりかなりマシ。そのほかのオケによるものは、★三つ。別盤のシューマンで南ドイツ放響の「音」そのものに疑問を感じたので、ヘンスラーのCDを聴いてみたが、オケ自体はまずまず。問題は、録音か。昔あった「フィンガル…」のヴァイオリンの金切り声はCD。SACDとも収まった。
モーツァルト:交響曲≪リンツ≫≪プラハ≫・第40番・≪ジュピター≫<タワーレコード限定>
すでにCDの段階で大幅な音質の向上がありました。今回は、さらに自然になった感じです。この年代の録音としてまずまずの水準に。それとともに、今までぼろくそに言われてきた、このオーケストラの魅力が表面に出てきたと思います。実際、ホルンやバソンの音の香り!いつも思いますが、40番の版はどちら?第4楽章のソロはあきらかにクラですが。曲の順を初出のかたちにしてほしかった。
シューマン:交響曲第3番≪ライン≫≪マンフレッド≫序曲、他<タワーレコード限定>
定位など改善されているが、全体としては期待ほどではなかった。シューマンは、音に芯がなく、かつ、か細い。その点はほとんど改善されていない。問題は、オーケストラの力量か元の録音か。それにしてもCDを買ってからまたSACDを買うのは年金生活者としては辛い。しかし、愛情をもって聴けば、素晴らしい音楽が伝わってくる。
ブラームス:交響曲第3番/第4番、他<タワーレコード限定>
いくらSACD化しても、もとのレコーディングがレコーディングで、交響曲第4番では不自然な木管の強調はそのまま。しかし、オーケストラの質感、分離はあきらかに変わりました。音楽がいっそう息づいてきたように思えます。ただし、南西ドイツ放送交響楽団とのものは、オーケストラの弱さが目立つようなったと感じました。バイエルン放送交響楽団はこの頃から立派なオーケストラだったのですね。
商品詳細へ戻る