
ブラームス: 交響曲第1~4番、シェーンベルク: 管弦楽作品集 / ハインツ・レーグナー、他
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これは極めて素晴らしいアルバム。ブラームスは快速テンポ(!)のなかで、随所でニュアンス豊かな演奏に聴き惚れます。2番フィナーレでは思わずフライング拍手が。そして素晴らしいシェーンベルクは、正統ドイツ交響音楽としてのアプローチで「ハイドン、シューベルトを経て、ブラームス、シェーンベルグ」という史観から、ごく自然に演奏すればこうなる、というもの。私が偏愛する「室内交響曲1番」では、作品番号“9b”作曲者自身による大編成編曲バージョンを採用して濃密な名演を聴かせており(やっぱり原曲15人編成のほうが面白いけれど)このバージョンを用いることも、そのようなアプローチからは説得的。総じて録音状態もよく、つや消しで歌う弦、深いバス、ドイツの音色の木管群、ティンパニや金管の鳴りっぷりを堪能できます。
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フェランドさんが書いたメンバーズレビュー
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取り寄せ注文して2週間程度で入荷(2022年8月)。入手可能なうちに、関心のある方は是非お求めを。パリ管の名手たちが室内楽を、それもR・シュトラウスをやって悪かろうはずがないー期待は裏切られず。見事です。極上のセンス、エレガントで匂い立つような、艶やかな質感、透明感。R・シュトラウスのモーツァルティアンとしての側面を浮き彫りにする。若書きの13管セレナードは無論のこと、「重さ」「深さ」を伴う「変容」ですら、そうなんです。聴き惚れる。心からお勧めしたい名盤。
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クラリネット奏者によるアルバムは星の数ほどあるが、これは凄い。唖然とする協奏曲(ヤンソンス&BPO!)に加え、grand duo concertant は,ユジャワン共々アクセルを踏み抜いてスポーティにぶっ飛ばす!驚異的virtuosoピースに仕上がっている。その合間におかれたブラームス、メンデルスゾーンはsexyでウットリする美しさ(ユジャと並んだジャケット写真・・)。正統的な初期ロマン派名曲集でありつつ、お洒落なコンセプトアルバムでもある。こんな離れ業ができるのは彼しかないだろう。強く推薦します。是非、御一聴を。
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これは極めて素晴らしいアルバム。ブラームスは快速テンポ(!)のなかで、随所でニュアンス豊かな演奏に聴き惚れます。2番フィナーレでは思わずフライング拍手が。そして素晴らしいシェーンベルクは、正統ドイツ交響音楽としてのアプローチで「ハイドン、シューベルトを経て、ブラームス、シェーンベルグ」という史観から、ごく自然に演奏すればこうなる、というもの。私が偏愛する「室内交響曲1番」では、作品番号“9b”作曲者自身による大編成編曲バージョンを採用して濃密な名演を聴かせており(やっぱり原曲15人編成のほうが面白いけれど)このバージョンを用いることも、そのようなアプローチからは説得的。総じて録音状態もよく、つや消しで歌う弦、深いバス、ドイツの音色の木管群、ティンパニや金管の鳴りっぷりを堪能できます。
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TOWERの曲目表記に欠落あり。1)EMIで既CD化済の一連の協奏作品を全て含む。2)CD1に「カプリッツィオ~月光の音楽」を収録。EMIマスターコピーで欠落して”幻の録音"となり、EMI国内のSACDシングルレイヤーで初めて聴くことができたもの。祝復活!絶美のhrn.独奏はペーター・ダム。
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表記漏れですがDISK2・トラック10は★カプリッツィオ~月光の音楽★(3分)+淡雪クリーム(7分)。"an die musik”(閉鎖サイト)によれば録音:1970年6月 初出:東独ETERNA(LP輸入盤 8 26 439)(町人貴族/月光の音楽/泡雪クリーム)。EMIマスターコピーに「月光」が欠落して幻の録音でした。祝復活!hrn.独奏ペーダーダム絶美
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