
カット +2<生産限定盤> / The Slits
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このアルバムが出た当時も思ったのだが、あらためて今聴いても、とにかくドラマーの優秀さが耳に残るアルバムだ。 プロデューサーもそこはよく分かっていて、ドラムがとても良い音質で、大きくミックスされている。 その点では、パンクとかダブとかレゲエとかの枠にとらわれない、時代を超えたアルバムだと思う。
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たまきんさんが書いたメンバーズレビュー
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このアルバムが出た当時も思ったのだが、あらためて今聴いても、とにかくドラマーの優秀さが耳に残るアルバムだ。 プロデューサーもそこはよく分かっていて、ドラムがとても良い音質で、大きくミックスされている。 その点では、パンクとかダブとかレゲエとかの枠にとらわれない、時代を超えたアルバムだと思う。
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フロントメンバーの一人であったジーン・クラークが抜けて最初(通算3枚目)のアルバム。 商品レビューにもあるように、フォーク・ロックだけでなくアシッド/サイケ(ラーガ・ロックという言い方も)の方向に向かいだした意欲的な曲も含む。 名うてのスタジオミュージシャンであるレッキングクルーが演奏していた1stアルバムとは違って、やや稚拙で粗い演奏ではあるが、ガレージっぽい勢いがある1966年ならではのロックが聴ける本盤は、ロックの歴史を知るには欠かせないアルバムだ。
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内容(曲など)についての話ではなくカバーイラストのことなんだけど、レコードプレーヤーのアームが通常とは左右逆に付いてるね。シャツとかチョッキの合わせ目を見るに、左右反転して印刷されてるわけではないようだ。 このアームだとターンテーブルを逆回転させないと上手く再生できないし、そうすると全てのレコードが逆回転再生されるわけで、こういうプレーヤーを1台、自分も欲しいなんて思っちゃったりなんかして。
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昔々友達がこのLPを東芝の赤盤で持っていた。すり減ってシャリシャリいう盤だったけど、借りてきてよく聴いたものだ。その頃、それぞれ二枚組の赤と青のベスト盤が出たのだが、それでお役御免となったのか、その後再発されることはなかったようだ。 “バッドボーイ”以外の曲はそのベスト盤で聴けるわけだけど、この『オールディーズ』はジャケットに価値があると思うんだよなぁ。’66〜’67年頃のサイケてる感じがよく出た素晴らしい画だと感じるのだが…。 でもCD時代になっても21世紀になってもサッパリ再発される気配が無いので、このオールデイズ盤を買って溜飲を下げることにしました。しかもこのオールデイズ盤、一箱で三倍おいしいしね。嬉しいです。
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おぉ、帯まで復刻してくれたのか!と喜んで収録内容を見たらなんと『エミリーはプレイガール (See Emily Play)』が無いじゃありませんか!つまり英オリジナルと同じ内容か。帯は日本盤初版のものだからこの曲名が載っているのに。 帯とジャケの造りを復元してもこれじゃ価値は半減。 それにそのジャケだって当時の日本盤のそれを復刻してないんでしょ? 日本盤の裏ジャケは日本文のライナーと曲紹介になっていて、「1967年の話題はなんといってもボサノバとサイケデリックの流行でしょう」みたいな文章で始まる、たいへん時代を感じさせる内容で、いま読むとむしろグッとくること間違いなしなんだがなぁ。 とにかく、こういった中途半端な復刻は支持できないという意味で星ひとつにしました。が、決して作品内容に対する評価ではありません。作品内容としては星五つであり、ピンクフロイドのファンでなくても聴くべき作品であり、サイケデリックロックの最高峰であります。
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1910フルーツガム・カンパニーといえば当アルバム収録の『サイモン・セッズ』は素晴らしい曲だけど、たぶん日本人にとってより有名な曲は『トレイン』。 1969年の曲だから、この1stアルバムには入ってないけど。その曲が入ったアルバムを友達が持っていたが、ヘルスエンジェルスみたいな米国の暴走族ぽいオッカナイお兄さんやお姉さんしか写ってないジャケットで、ステッペンウルフならともかく、ぜんぜんバブルガム・ポップとは合わない感じのジャケなので不思議に思ったものだ。 そのアルバムも当時のままのジャケで出してくれたら嬉しいのだが…。
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いやァ参りました、よくぞここまで集めてくれた。と言いつつも四つ星なのはビートルズの二曲は要らないんじゃね?と思ったから。1960年代後半におけるビートルズの影響力は絶大なものであって、あえて入れる必要はないし入れるとしたら二曲では済まない。どうしても入れるとしたら“Your Mother Should Know”でしょう。あ、それは「はっぴいえんど」のルーツではなく大滝詠一の曲のルーツか。 先の二曲の代わりにCS&NとかThe Byrdsのカントリータッチの曲をぜひ入れてほしかったなァと思うのであります。その辺が抜けているのが非常に気になったので。
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