メンバーズレビュー一覧

コールマンさんが書いたメンバーズレビュー

  • 1

(全13件)

Fishbone/In Your Face

Fishbone

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

点数は6曲目までの1st E..P.だけに限ったら☆は20くらいつく。それほどの超がつく名盤!と断言出来る!スカ+ブラックミュージック+フランクザッパというあまりに奇跡的に凄いブツ。しかもこれがアタマで作ったと言うより、踊りまくる肉体から自然と溢れ出るように「出来ちまったんだ」という感じ。爽快この上ない。なので1stがリアルタイムで出たときは大暴れを期待してズッコケた。悪ガキ臭が無くなった。ハチャメチャ感がなくなった。音が悪い意味で揃ってしまった。ヤケクソ感が無くなった。いわば「普通」になってしまったのだ。悪いアルバムでは無い。むしろ☆5に値する。でもなあ・・・。プロデューサーもメンバーも変わっていないのになんでこうなったんだろう?いまだに謎だ。

0

Earth, Wind & Fire/The Need of Love

Earth, Wind & Fire

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

1stと2ndのカップリング。この時期っぽい音楽なのと(ニューソウル!)、後の大活躍となる曲の片鱗を見せているので個人的には大好き。ただ、Earth自身があまり大々的に売ることを考えていない様な雰囲気を見せている。特に2ndなんてフリージャズっぽいところが出てきて、しかもプラスジャケで聞き手を大いに選ぶ内容となっている。だが、それなりに売れたようで、1stはビルボードのトップソウルアルバムチャートで24位だそうだ。なおこの編成は2枚のみで、その後Maurice White、そしてその弟、Verdine Whiteの2人以外のメンバーが脱退。解散状態になる。その意味では貴重かもしれない。が、全盛期を聴いてからここに聴きに来ることがいいだろう。さすがにEarth, Wind & Fire級になるとストリーミングサービスは充実していて、殆ど聴く人なんてないだろうファーストから4枚目までアルバムが揃っている。

0

ローニン

Ronin (Rock)

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

個人的には大好き。アメリカンロックの良い部分が出ていてかなり好みの音だが、ただ冷静に評価すると「まあ、悪くはない」の良作止まりだ。ススメるとなると「その人によるかな」。もう少し登場時期が早かったら商業的に成功したかもしれない。

0

名盤!以上!・・・で終わりにしてもいいくらい素晴らしい。ジャケそのままに全力、全精神をこめた声で圧倒される。それにしてもバックも含めて音が太い!これでもかとばかりに。

0

Dreamer

Bobby "Blue" Bland

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ジャケでタバコの煙モクモク・・・。いかにものデザイン。まあそれはともかくボビー・ブランドはブルース系としてカテゴライズされているので、「ソウル」と銘打つと、名盤、傑作、レア盤紹介からはじかれてしまう。「ブラックミュージック」系列でもなぜか紹介されないことが多い。おかげで私は当盤も含めて大分良盤を聞き逃していた。もうこれはソウルと言ってもいい。確かに名盤とまではいかないかもしれないが好盤と断言出来る。傑作①を筆頭に良作が並ぶ。ダラダラ長い曲は1つもなく余韻を残したままさっと終わる曲ばかり。た・・・たまらん・・・!超絶オススメの1枚。

0

ソリッド・ゴールド

Gang Of Four

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ファーストと比べてとても過小評価されているアルバム。よりファンク色を強くしたが、それが吉と出た。チャート成績は振るわなかったが、僕はファーストよりこっちが好み。ベースとドラムの絡みがより深化し、加えてギルのギターがリズムの空間を生かすようなスタイルになった。ボーカルも一本調子だったのが、よりよくなった。聴いて思い出すのは同時期のキャプテン・ビーフハート&マジックバンド。まああれほどしゃれっ気や曲の複雑さは無いけど、もしかしたら目指していた音なのかも。あえて欠点を探せば全編同じ調子なのでちょっと単調に聞こえる部分も無いわけではない。が、それでも良し!とする。スピーカーにて爆音で聴きたいアルバム。素晴らしい!

0

エンターテイメント!

Gang Of Four

3:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ううむ。世紀の名盤という謳い文句につられて購入し、聴いて「なんじゃこりゃ?こんなもん?普通じゃん」という印象をうけるヒトがどれだけいるだろうか。僕はリアルタイムでセカンドから聴き始めたクチなのだが、今だその印象は変わらない。まあ悪いアルバムでは無いのだが・・・。過度の期待は禁物だと思う。ハマるヒトはハマる。ハマらないヒトは全然ダメ。両極端なブツ。

0

Freebody Park, Newport 1965

Cecil Taylor

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

内容は文句なし120点!
ただし、CDに記載されている出演メンバーのクレジットがデタラメすぎる。
まず、どう聞いてもソプラノサクソフォンとトランペットは出てこない。よってSteve LacyとDonald Byrdの参加はあり得ない。こうなると他のメンバーも怪しくなる。・・・で、調べてみた。
discogsの記述を信用すればこうらしい。アルトサックス→Jimmy Lyons ベース→Henry Grimes ドラムス→Andrew Cyrille テナーサックス→Bill Barron ピアノ→Cecil Taylor・・・・。
ピアノしかあっていない。
サイトによってはこの盤、「Steve LacyとDonald Byrd参加!」としているので騙されないように。

1

The Bends

Radiohead

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ジャケで購入するのを躊躇していたアルバム。いやあ~~~聴くのが遅れて人生損していた。これほど素晴らしい作品だとは!

0

Vagabonds of the Western World

Thin Lizzy

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

「The Rocker」が入っているだけでゲット。正直、それ以外の曲はいまいちだが、まあ悪くはないレベル。それでも「The Rocker」はとてもカッコいい曲なのだ。

0

Good Singin' Good Playin'

Grand Funk Railroad

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ザッパがプロデュースということで、マニアックなものになっているのかな?と思いきや、ど真ん中のストレートなアメリカンロック!もちろん曲間が殆ど無いところやちょこちょことこった部分が出てきて、あ、ザッパだなというところはあるが、それ以外はとてもノリノリなロックンロール!と言いたいほどの大傑作。なんでこれが売れなかったんだろう?とにかく良いアルバムなんで、品切れ廃盤になる前にゲットせよ!

0

演奏は最高。100点、いや120点!だが2014年ミックスは最悪。もとはステレオだったのにわざわざモノラルに変えて、楽器のバランスも改悪して、しかもスタジオ盤のジミヘンの声を加えている(Foxey Lady)。余計なことをするな!挙げ句の果てには最後に演奏がすべて終わり、「ジミ・ヘンドリックス!」とアナウンスが入ると観客の大歓声が沸き起こる、とても感動的なシーンを全カット。何考えているんだ! これなら中古で「Jimi Plays Monterey」を買う方がよっぽどまし。-100点。

0

Respiration - Live In Warsaw '68

Cecil Taylor

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

何も書いていないが、ソロ演奏。音源はモノラルだが、非常に良く録音されていて、テイラーのダイナミックかつ繊細な演奏を見事に捉えている。演奏も素晴らしい。アグレッシヴに弾く部分と静かに弾く部分の対比がかなり幅が大きい。圧倒された。ちなみにパート1,2に分かれていないで42分一気に弾く。文句があるとすれば趣味の悪いジャケット。フリージャズだからって、こんなジャケにしなくてもいいのに・・・。

0
  • 1

(全13件)