1stと2ndのカップリング。この時期っぽい音楽なのと(ニューソウル!)、後の大活躍となる曲の片鱗を見せているので個人的には大好き。ただ、Earth自身があまり大々的に売ることを考えていない様な雰囲気を見せている。特に2ndなんてフリージャズっぽいところが出てきて、しかもプラスジャケで聞き手を大いに選ぶ内容となっている。だが、それなりに売れたようで、1stはビルボードのトップソウルアルバムチャートで24位だそうだ。なおこの編成は2枚のみで、その後Maurice White、そしてその弟、Verdine Whiteの2人以外のメンバーが脱退。解散状態になる。その意味では貴重かもしれない。が、全盛期を聴いてからここに聴きに来ることがいいだろう。さすがにEarth, Wind & Fire級になるとストリーミングサービスは充実していて、殆ど聴く人なんてないだろうファーストから4枚目までアルバムが揃っている。