(全7件)
シューベルト:歌曲集≪美しき水車小屋の娘≫ 歌曲<ます><春の想い><野薔薇><生産限定盤>
フリッツ・ヴンダーリヒ、他
1曲目を聴いたとき、F=ディースカウに慣れた耳には受け入れられなかったが、聴き進むにつれて引き込まれていった。美声だが、それを誇示することなくセーブされ、素直な聴きやすい演奏になっている。この曲集はやはりバリトンよりテナーがよい、と思った。ピアノもよい。現代はピアノは単なる伴奏ではなく「共演」と位置づけられるようだが、この盤は「伴奏」である。じゃまにならずよく支えて好ましい。
Schubert: Winterreise
シュテファン・ゲンツ、他
全体にテンポがはやく、落ち着かない感じがした。声はよく、テクニックもよいが、解釈が原曲にそぐわない。ピアニストもいただけない。
シューベルト: 歌曲集
アンドレ・シューエン、他
なんともドラマティックなシューベルトである。声もよいし息もよく続くしピアノもよくついて行っている。しかし自分の好みとしてはもう少しおとなしい演奏がよい。
Christoph Pregardien, Andreas Staier - DHM Collection<完全生産限定盤>
クリストフ・プレガルディエン、他
ピアノが現代のものでなく、ハンマーフリューゲルなので、普通のピアノを聞き慣れた耳には違和感がある。曲目は楽しめたし、歌はよかったが、この違和感はどうしようもない。もちろんシューベルトの時代を再現しようとするならこれでいいのだろうが、自分の耳にはなじまなかった。
さすらい人 ~ シューベルト: 歌曲集
ロデリック・ウィリアムズ、他
自分の聴きたかった曲が多く、楽しめた。スケールは大きくないが、丁寧な歌い方で好感が持てた。他の録音も聴いてみたい。
マーラー全歌詞対訳集
グスタフ・マーラー、他
マーラーの歌曲が好きでよくCDを買いますが、輸入盤が多いので日本語訳がわからず困っていたところ、これを見つけました。標準的な訳が多く、助かります。
マーラー: 交響曲第1番
クルト・マズア、他
無難に小さくまとまったマーラー。もっと素朴さと奔放さがほしかった。「さすらう若人の歌」もテンポ遅めなのはよいが、線が細く、物足りなさが残る。F=ディースカウの名演奏以来、なかなかこれはと思う演奏に出会えない。
商品詳細へ戻る