メンバーズレビュー一覧

色あはせ / キヲク座

色あはせ

キヲク座

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

「童謡×ポストロック」ではあるのだが、もっとエクスペリメンタルな趣もある。童謡がうたと詞を際立たせるために他をそぎ落としたものだとしたら、キヲク座が示すのがうたと詞を触媒に浮上する楽器のピュアな響き。同時期に発売された民謡クルセイダーズと共に"輸出したい日本の音楽"。

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ほっほさんが書いたメンバーズレビュー

  • 1

(全16件)

回覧盤

三回転とひとひねり

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ジャケやウィスパー気味の声はたしかに<泉まくら以降>で、それはその後もずっと続くトレンドではあるのだが、このグループの特徴は「オタクカルチャーをオタクカルチャー以外の土俵で取り入れた」ことにあると思う。歌詞やMVでもそれが存分に発揮されていて、なおかつアジカンの「新世紀のラブソング」以降の<うたとラップの中間>のような系譜もしっかりとある。新しい。

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Come & Go

carpool

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

今でも色あせない夏のアンセム「Golden Summer」を生み出したCarpoolが数年の時を経て傑作を!ついに!生活感のある雰囲気はどちらかといえば京都インディに近い。とにかく上へ下へはねまくるメロディとボーカルのハスキー声がたまりません!

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Phoenix Rising [CD+DVD]<初回限定盤>

ROVO、他

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

脳内トリップしたいならROVO!野音で踊るならROVO!ライブで重用される「
Hinotori」と「ECLIPSE」がそれぞれのアレンジで聴ける贅沢!

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まほう

ASA-CHANG & 巡礼

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

前作までは禍々しいイメージが強かったが、アニメ「惡の華」で再アレンジされた「花」や「まほう」での勅使河原一のプロフィール使用などによってかなりポップフィールドとのかけ橋のような作品になったと思う。個人的に2016年一番気に入ったアルバム。

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色あはせ

キヲク座

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

「童謡×ポストロック」ではあるのだが、もっとエクスペリメンタルな趣もある。童謡がうたと詞を際立たせるために他をそぎ落としたものだとしたら、キヲク座が示すのがうたと詞を触媒に浮上する楽器のピュアな響き。同時期に発売された民謡クルセイダーズと共に"輸出したい日本の音楽"。

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ベッドルームポップにおいて、後にも先にもこの盤に匹敵するものはあるのだろうか。

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クラック-アップ

Fleet Foxes

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

2000年~2010年代にかかせないアシッド/サイケフォークの巨頭の最新作はどこか退廃的。ジャケが示すとおり、草原ではなく崖の端っこで聴きたい。
RADIOHEADやSigur Rosのように、作品後期になるとスピリチュアルになるのはなぜだろう。

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Nothing Important

Richard Dawson

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

のちにポップで牧歌的(とはいえ相変わらず暗い)アルバムもリリースするけど、この4曲が一番アヴァンギャルドで狂ってる。ジャケもそうだし、タイトルの「Nothing Important」って…聴いてると虚無になる。救いがない。アヴァンフォークって言葉は彼のためにある。

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イッキー・サンプ

The White Stripes

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

メタル好きだった友人と、メタルは苦手だった私が手を取り合うことになった名曲「
イッキー・サンプ」が最高すぎて。イントロからラストまでずっとドキドキしてしまう。

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あなた色のプリンセス

東京カランコロン

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

とにかく「ラブ・ミー・テンダーー」が素晴らしい!東京インディの幕開けでもあるし、2010年代を代表する1曲に間違いない。

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Hip Harp + In A Minor Groove

Dorothy Ashby

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

サンプリングネタで気になって購入。1枚の中にAORをはじめとして、日本のバブル時代の流行にもつながるようなアイデアがたっぷりで驚きました。ハープメインって珍しいので断捨離しても残しておきたい。

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Open Reel Ensemble [CD+DVD]

Open Reel Ensemble

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

オープンリールを使った珍しい形態はもとより、高橋幸宏、やくしまるえつこ等との共演によりサウンドインスタレーションのようなアート志向の音がポップスとして成立している。DOMMUNEなどでちょくちょく配信もしているようだが、とにかく生で聴きたい。野外で聴きたい。

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ブギウギ伝説 笠置シヅ子の世界

笠置シヅ子

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

戦後まもなくに、こんなユーモラスでルーツのある歌謡があることに驚き。「東京ブギウギ」や「買い物ブギー」など有名なものから、尖りすぎた「ジャングル・ブギー」まで。ジャズとしても愉快で、それこそサザンオールスターズのようなふざけた感じがとてもいい。曲数がすごい。

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The Heart Of Saturday Night

Tom Waits

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

大人になって初めてBARに行くように、この盤があれば一歩大人の世界を垣間見れるような気がする。。1枚通して聴くと、土曜の夜に朝まで飲んでしまったあの時の、清濁入り乱れた気持ちがよみがえってくる。なぜか偶数の曲順のものに両曲がある。双璧を成す名盤の「Closing Time」よりもムーディ。

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Hold on Now, Youngster...

Los Campesinos!

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

トイポップ感もあるキュートなパンクス!!!日本でいえばスーパーカーの1stみたいな瑞々しさがある。のちのトクマルシューゴやヴァンパイアウィークエンドにも通ずるものがある。とにかく1曲目がいい。

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汽車には誰も乗っていない

たま

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

柳原幼一郎が抜けて3人体制、かつたまとしての最後のシングル(5曲入り)なんですが、一切置きにいってません。特に石川さん作曲の1曲目はプログレ妖怪的なプログレで、たまとして新たな扉を開けていると思います。ジャケは美術家の近藤聡乃。

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