(全20件)
別冊ele-king 特集:コーネリアスのすべて
松村正人
幼少~フリッパーズから現在までのロング・インタヴューや主要作品レヴュー、レア写真掲載で読み応えあり、の正しく総力特集。編集も音楽への深い理解やアーティスト/作品への愛を感じる内容。過去作を聴きなおすにあたっても味わい深い記述が沢山あって、何度も読み返してしまいます。
OOPARTS(LOST 10 YEARS ブッダの遺産)
BOBO JAMES a.k.a. D.L.
D.L氏の3作目、名盤『KUROFUNE 9000』以来となるインスト集。15年間につくりためたトラック集とは言え、ファンキー&メロウ、グッド・ミュージックばかりで、他のDJとは圧倒的に違うムードを紡いでいく氏のDJを思い起こさせる傑作です。約7年半ぶりの嬉しいリイシュー。この機会にぜひ!
Oh Good Grief (Translucent Red Vinyl)
Vince Guaraldi
1968年にヴィンス・ガラルディが彼の代表作「ピーナッツ」TVシリーズの音楽をピアノ、ベース、ドラムスのトリオに、ギターとハープシコードを加えて新たにレコーディングした人気作のアナログ・リイシュー。嬉しい透明レッド・ヴァイナル仕様です。皆大好き『Linus and Lucy』等など何度聴いてもヒップで最高な楽曲が一杯。
ミニコミ「英国音楽」とあのころの話 1986-1991 UKインディーやらアノラックやらネオアコやら……の青春
小出亜佐子
80年代後半~90年代初頭にかけての日本でのUK インディー音楽の広がりとその周辺音楽家、スモール・サークルの様子が伝わる貴重な一冊。当時は後追いすぎて手に取ることすらできなかったミニコミ『英国音楽』紙面掲載や、スピード感ある文体がビリビリきます。このシーンなくして今の存在なし!出版してくれたことにただ感謝です。
BLUE BEAT BOP!
山名昇
音楽評論家にしてDJ:山名昇氏編集の世界最高のスカの本が初版から22年、ヴァージョン・アップし三度目の出版(帯文は小西康陽氏)。グレンチェックの生地を切り抜いた表紙、粋な読み物、洒脱なレイアウトやBLUE BEATレーベルのシングル全リストなど細部まで氏の編集者としてのこだわりが貫かれた一冊。正真正銘、生涯一MODな氏にしか作りえない音楽本。四度目の出版を夢見て。
Black Christ Of The Andes
Mary Lou Williams
稀代の女性ピアニスト、1964年の一大傑作をMPSリリース時のジャケでLP再発。ゴスペル・クワイアが導くオープニングからモーダル・ジャズへ、深遠な統一感に満たされた名作中の名作です。英JAZZMANが7インチを切ったモーダルなワルツ『It Ain't Necessarily So』やグラント・グリーン参加のファンキー・ナンバー『Praise The Lord 』など聴き所も満載。
オネアミスの翼
坂本龍一
「戦場のメリークリスマス」「子猫物語」に続く1987年の教授のサントラ3作目は、教授の作品中でも屈指の名作。「ラスト・エンペラー」のサントラ制作や「NEO GEO」と近い時期のリリースで、ガムランなどのワールド・ミュージックの要素や美しいスコアが融合したソロにも引けを取らない内容です。「時代も場所もわからない異世界」という設定と、ストーリーに実に寄り添っています。
Secrets of The Beehive (Deluxe Edition)
David Sylvian
ジャズ的な音色のアコースティックなサウンド、抑制の効いた歌がメロディの美しさを引き立てる1987年のソロ4作目。坂本龍一のピアノの響きが素晴らしいオープニングのラブ・ソング『September』からデヴィッド・シルヴィアンの世界に引き込まれます。180gヴァイナルで一人堪能するのが似合う傑作。
Mexican R'N'B
The Stairs
『Mexican R'N'B』と書いて『Maximum R'N'B』と読みたい90's英国発、60's経由のガレージ・ソウル・バンド!同時期のThe HAIR等ともリンクするR&B寄りのセンスが今尚最高。レア化しているThe Del-Vettsの名カヴァー「LAST TIME AROUND」収録で購入を決めました!フライヤーやオフショット満載の愛ある仕様も名門Cherry Redならでは。
My Garden
John Carroll Kirby
Solange、Blood Orange等、HIP HOP~R&B系アーティストのレコーディングに数多く参加しているロスのプロデューサー/鍵盤奏者のStones Throwからのデビュー作。過去のカセット作品やエキゾなLP『Travel』から更に進化した仕上がり。アンビエントとビート作品の隙間に落とし込んでいる感じが絶妙で、Stones Throwからのリリースにも納得。2020年に鳴るべき傑作。
Curtis/Live!: Expanded Edition
Curtis Mayfield
1971年の2ndにして、ソウル史上屈指の名ライヴ・アルバム。ホーン、鍵盤抜きの編成が、インプレッションズからソロへ向かったこの時期の魅力を浮き彫りにしていて、何度針を落としてもグッとくる瞬間があります。ニューヨークのBITTER ENDでの録音も、MCや観客のガヤ、ギターのハウリングすら愛おしいほどの親密な雰囲気で◎。Music On Vinylのリッチな2枚組アナログでぜひ!
Beginning of the End
The Beginning Of The End
ファンク度高く弾けた1stから、歌の熱さや勢いはそのままに、タイトにヴァージョン・アップ=完成度高くまとまったテディ・ランダッツォ:プロデュースの1976年の2ndアルバム。「Super Woman」、「Jump in the Water」等、人気のファンク・ナンバー収録でこれぞレア・グルーヴな仕上がり。オリジナルLPは激レアだけにStrutからの再発(2枚組仕様!)は嬉しすぎます。
Funky Nassau
マイアミの名門「Alston」に残された1971年作品。ラフ&ロウなバンドサウンドが一杯のファンキー・ソウル名盤。ファンク定番のタイトル曲、ギターのカッティングと重心低めのリズムが格好良い「COME DOWN」、ピート・ロック・ネタでもあるオルガン入りのインスト「When She Made Me A Promise」等、全曲最高!Strutからの再発で仕上がりもナイス。
Say It Live and Loud: Live in Dallas, August 26, 1968 (Expanded Edition)<限定盤>
James Brown
数あるJB作品の中でも、切れの良さでは頭一つ抜けた1968年の名ライヴ盤が初アナログLP化。60年代後期のJBと言えばインスト曲群ももうひとつの魅力。そのインスト曲が詰まったSIDE2には、あのアーチー・ベル&ザ・ドレルズの人気曲「Tighten Up」の超絶グルーヴィーなカバー収録!今作の白眉です。おなじみのスタジオ録音ヴァージョンがステディに聴こえてしまうほどの躍動感に満ちた全曲ともに最高!
Time Capsule
Weldon Irvine
TRIBEやSTRATA EASTなどの再発も手掛ける名門「Pure Pleasure」から、レア・グルーヴの金字塔として名高い2ndアルバムの嬉しい180gアナログ再発!ラテン・テイストのクールな「Deja Vu」やファットバック・バンドの演奏でも知られるメロウ名曲「Feelin'Mellow」等など名演尽くし。自主レーベルならではの粗削りさとフレッシュさが同居した1973年の一大傑作。
Rhythm Of Life
James Mason (Soul)
ロイ・エアーズのグループ=ユビキティに在籍していたギタリストによる1977年の唯一のリーダー作にしてレア・アルバム!70'Sグルーヴを渾身のアレンジで堪能できるジャズ・ファンク~レア・グルーヴの一大傑作です。ハンド・クラップとシンセが彩るヒップな「SLICK CITY」、高速ダンサー「FREE」等など捨て曲無し、ほとんどの曲が女性ヴォーカル入りなのも◎!!
Alice Clark
1972年リリース、超レア盤にしてレディ・ヤング・ソウル屈指の名盤の嬉しいゲートフォールド仕様再発。ジャズファンク名門ならではのアレンジ、バーナード・パーディー(ds)ら参加といわれる演奏の格好良さ、瑞々しい歌が一体となった奇跡的な完成度。フリーソウル人気「Never Did I Stop Loving You」「Don't You Care」はもちろん、スロウナンバー群も◎。アナログでぜひ!
Is It Because I'm Black (50th Anniversary Edition)
Syl Johnson
60'Sファンク人気曲「Come On Sock It to Me」収録の1stから更に深みを増した1970年作の2ndアルバム。ブルージーなグルーヴが染みるタイトル曲、スィートソウル「BLACK BALOONS」、腰にくるディープ・ファンク「RIGHT ON」等などシカゴ・ソウル名門=Twinightならではの切れの良い演奏に彩られた名曲が満載。信頼のNUMEROからの再発も◎!
Oboe/Wall Street<限定盤>
Jackie Mittoo
名門スタジオ・ワン発、1980年作の傑作レア・アルバム「Showcase」から至高の2曲を限定12インチカット、という嬉しすぎるリリース!A面「OBOE」はどこまでも続くかのような伸びやかなオルガンと心地よいリズムで9分半のトリップをお約束するジャッキー・ミットゥー一世一代の人気曲。「Showcase」のLP再発を夢見つつ、最高の音質で味わいましょう。
Otis Blue (Blue Vinyl)<限定盤>
Otis Redding
巨人:オーティスの1965年発表の3rdアルバムが180グラム・アナログ・レコード復刻、しかもBlue Vinyl限定盤!「Respect」「I've Been Loving You Too Long」等の名曲名演が満載。タフでラフな60年代R&Bの魅力がつまった代表作で、バラードもアップも最高。装丁も素晴らしくアナログでぜひ!の一枚です。
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