宮藤官九郎さんと劇団☆新感線なんて、もうおもしろくないわけがないと思いませんか?おもしろいです。めちゃくちゃおもしろいです。
「竹取物語」がモチーフとなっていて、現代では吸血鬼がテーマ、とここだけ書いてもよくわからないと思うのですが、うまく説明できないのに観れば心に届くような作品だと思ってもらえたら…!たくさん笑って笑って笑って、最後は気づいたら泣いていました。笑いながら聴く楽曲たちも頭に残るものばかりで、しかも伏線を含んでいたりいなかったり、小ネタを含んでいたりいなかったりと、何度見ても違った楽しみ方もできる作品です(もちろん同じ楽しみ方でもめちゃくちゃ楽しいです)。
最上級にエンタメな作品なので、普段あまり演劇を観ない、演劇に高い敷居を感じている方も楽しく観ることができるような気がしています。