メンバーズレビュー一覧

DHさんが書いたメンバーズレビュー

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(全23件)

ハニー<生産限定廉価盤>

Ohio Players

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

アルバム全体の完成度、ジャケの秀逸さ等、どこをとっても音楽史に残る名作中の名作であるが、やっぱり「Sweet Sticky Thing」に尽きる。いつ何時でも、訪れるこの多幸感は・・・。

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レア・グルーヴ・クラシック!フリーソウル・クラシック!と連呼したくなるほどの内容。ベティ・ライトの兄という説明は不要な程、とにかくご機嫌なマイアミ産ソウル。M5はもちろんだが、TK関連作の中でも、この完成度の高さは随一。

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ボーダーライン

Larry Hancock、他

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

CD化の数年前、中古のフランス盤CDが数万円で並んでいるのを見かけ、正直買う寸前までいったが、あまりの高額さにその時は購入を断念した。今回、あの時買っていても後悔しない内容であった事を全貌を聴いて分かった。ダンスナンバー、スロウ共に完璧だが、やはりスロウの染み具合は半端ない。

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リズム・マシーン +3

Rhythm Machine

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

レコ屋に通うたびに参考に読み漁った「U.S.ブラック・ディスクガイド」究極のLPレクションに掲載されていた為、CD化に何よりも歓喜したが、いやはやM5、M7のスロウがここまで素晴らしいとは。もちろんファンク・ナンバーもレア皿の冠を凌駕するほどの完成度。

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J.R.ベイリープロデュ―スという以外、事前情報なく聴いたものの、美しいコーラスワークが織りなすハーモニーは絶品。スロウはもちろんだが、ダンサー群が秀逸というのが最大の魅力であり、人気のポイントだろう。

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某レコ屋の壁に飾ってある値段におののき、試聴を申し出る事が出来なかった記憶も・・・。レア盤の筆頭に上がって来る事が多かった作品だが、ファンク、メロウ・グルーヴ、バラードと全方位にこれほどまでにパーフェクトとは!

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作品の内容を体現するかのようなファンキーなジャケが兎に角ナイス!ビリーガーナーの塩辛ヴォイスとブルージーなデトロイト産ディープソウルの相性が抜群!有名なM5もさることながら、正直ここまで駄曲無しのパーフェクト盤とは想像だにしなかった。

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再放送でみた「SOUL TRAIN」でのエディ・リバートの熱いシャウトに魅了され、M2のスリリングさと高揚感溢れるフィリーダンサーM10での表情の違いに圧倒された。この作品を機に、フィリーソウルにのめり込んでいったという人も多いというのも納得。

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リスペクト・ユアセルフ +2

The Staple Singers

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

スタックス~メンフィス・ソウル~ゴスペルの真髄を教わった作品。特にメイヴィスの主役っぷりには度肝を抜かれる。長く聴くにつれ、ローバックの味わい深い歌声が癖となっていくから、アル・ベルのプロダクションは見事というほかない。

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“甘茶ソウル”界隈でも、このクリフ・パーキンスのファルセットは絶品ですね。ポール・カイザー御大のプロデュ―ス、ジョー・サンプル、チャックレイニー等のミュージシャンズ・ミュージシャンがバックとくれば悪い訳がない。M14はヴァン・マッコイの仕事の中でも屈指。

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フレンズ +5

Shalamar

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

M1を聴くとホントに胸が躍る!ハワード・ヒューイットとジョディ・ワトリーという2人のスーパーシンガーの歌声も素晴らしいが、華やかで洗練されたなプロダクションはSOLARの中でも圧倒的No.1!

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The Goldwax Years [Remaster]

Spencer Wiggins

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

フェイムやサウンド・オブ・メンフィスでの録音も素晴らしいが、ゴールドワックス音源を編集してくれるKENTの仕事は素晴らしい。何ともまろやかで深みのある歌声はディープソウルの中でもひときわ強い多幸感をもたらしてくれる。

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“甘茶ソウル”という言葉の意味を心から理解したのは本作の「I Destroyed Your Love- Part 1、2」を聴いて以降だった。“甘く”、“切なく”、“やるせない”そのキャッチコピーがドンピシャで兎に角、衝撃的であった。アル・ジョンソンのプロダクションは確かに素晴らしい、でもこの曲を歌えるのはテリーハフしかいないでしょうね。哀愁を醸し出すジャケの表情含めて。

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カム・イントゥ・ノリッジ

Ramp

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ロイ・エアーズとエドウィン・バードソング・コンビによる作品は数あれど、快感に似た感覚を覚えるグルーヴは本作をおいて他にない。“黄金ネタ”という形でも一生付き合う「Daylight」はその真骨頂であり、メロウ・グルーヴとは何たるかを教えてもらった。

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リズム・オブ・ライフ

James Mason (Soul)

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

レア・グルーヴを漁りはじめた頃に必然的に出会う作品だが、どの曲もジャンルを超越して琴線に触れて来るこの感覚は・・・。私も例に漏れず、この作品からレア・グルーヴにどっぷりはまったが、本作に一貫して流れるメロウネスが特に心奪われる所以であろう。

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ブリストルズ・クリーム

Johnny Bristol

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

彼の流儀であるスウィートかつダンサブルなグルーヴが最高到達点に達した代表作ではないだろうか。壮大さもありながら仰々しさがなく、一貫してクールな所が最高に魅力的。本作だと①③辺りに凝縮されてます。

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レア盤として有名だが、メンフィスソウルで一番心に染み、泣ける歌声。
“塩辛テナー”とは言い得て妙!バラードでの入魂のシャウトは至高というほかなく、
リズムナンバーM3、M10辺りも秀逸で、非の打ちどころがない。

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ニューソウル期の中でも“いぶし銀”と名付けたくなる極上の1枚。ソングライターとしても卓越したスキルを持つだけにドラマティックで程よくスウィ―ト、そして心に染み入るメロウネスな世界が完璧。更に何と言ってもジャケ!良いなぁ~。

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ラヴ・ミーンズ・エヴリシング

Touch Of Class

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

噂には聞いていたが、M1にやられた。ここまでとは・・・。プロダクションがMFSB、サルソウルのジョン・ディヴィスと聞いて納得したが、それでもここまで夢心地なキラーチューンにはそうは出会えない。

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ギヴィング・アップ +10

The Topics

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

甘茶ソウルファンには有名な「TSG三部作」のひとつ。兎に角“レア”という枕詞に期待が膨らむなかで出会った作品だが、“伝説”の名に相応しくスロウに悶絶させてもらった。

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True Reflectionがこの値段で手に入る時代が来るとは・・・と発売当時歓喜したが・・・、常に近くに置いておきたい永遠の愛聴盤。アトランティック産のフィリー作品の中でもブルーマジックやスピナーズの諸作に匹敵する傑作といっても過言ではないでしょう。フィリーダンサーM7がマイフェイバリットだが、バラードも一級品揃い!

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デニス・エドワーズ時代ももちろん大好きだが、“アリオリ”が歴代リードに引けを取らない事を証明したM2のダンサーはテンプスのキャリアの中でも屈指。E,W&Fのアル・マッケイ、ラルフ・ジョンソンのコンビによるプロデュ―スは盤石ですね。

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Switch: Expanded Edition

Switch (Soul)

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

デバージの後に出会った作品だが、ボビーデバージのファルセットにやられた。
ハイライトは何といっても極上スロウ「There'll Never Be」。前後を含む①~③の流れはデバージ関連作の中でも随一では。

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