
クワイエット・アンド・ラウド、横浜 1991 / George Harrison、他
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1991年12月1日から17日にかけて行われたエリック・クラプトンとのジョイント・ツアーの初日を収録した2枚組。公式の「ライヴ・イン・ジャパン」は、当初録音予定がなかったけれどもジョージの意向で終盤の大阪公演以降に録音された音源から制作されているので、ツアー初日に演奏された「Fish on the Sand」「Love Comes to Everyone」が収録されていない。また「Piggies」の後にエリック・クラプトンの「Pretending」「Old Love」「Badge」「Wonderful Tonight」も演奏されたが、これらも収録されていない。公式盤は「Piggies」の後に第二部のオープニングだった「Got My Mind Set On You」が続いてCDの1枚目が終わるので東京ドームのコンサートに行った自分にとってはどうにも違和感がある。このCDでは2枚目が「Got My Mind Set On You」から始まるのでコンサートの流れという点ではこちらのほうが聴いていてしっくりくるし、当日の雰囲気が味わえる。ただ、ジャケットについては公式盤よりもジョージが丸顔になっているので、なんだかサンタナに見えてしまってちょっと残念。
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hitmekeyさんが書いたメンバーズレビュー
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2025年に最後の北米ツアーを行うこのバンドを好きになったのは、1981年、銀座の今はなきテクニクス銀座(コアビル)で行われていた、亡くなった音楽評論家の中村とうようがレコードをその場でかける「とうようず寄席」を友人と見に行ったときに発売されたばかりのこの『ソリッド・ゴールド』から選曲して聴かされた「What We All Want」を即座に気に入ったからである。そのイントロは今でもすぐに思い出せる。世間ではデビュー・アルバム『エンターテイメント!』の評価が高いが、個人的にはこの2作目がベストである。何度も再発されるのは残念ながらこの2作目までだが、「I Love a Man in a Uniform」が入っている3作目『ソングス・オブ・ザ・フリー』、「Is It Love」が入っている4作目『ハード』も捨てがたい。
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1991年12月1日から17日にかけて行われたエリック・クラプトンとのジョイント・ツアーの初日を収録した2枚組。公式の「ライヴ・イン・ジャパン」は、当初録音予定がなかったけれどもジョージの意向で終盤の大阪公演以降に録音された音源から制作されているので、ツアー初日に演奏された「Fish on the Sand」「Love Comes to Everyone」が収録されていない。また「Piggies」の後にエリック・クラプトンの「Pretending」「Old Love」「Badge」「Wonderful Tonight」も演奏されたが、これらも収録されていない。公式盤は「Piggies」の後に第二部のオープニングだった「Got My Mind Set On You」が続いてCDの1枚目が終わるので東京ドームのコンサートに行った自分にとってはどうにも違和感がある。このCDでは2枚目が「Got My Mind Set On You」から始まるのでコンサートの流れという点ではこちらのほうが聴いていてしっくりくるし、当日の雰囲気が味わえる。ただ、ジャケットについては公式盤よりもジョージが丸顔になっているので、なんだかサンタナに見えてしまってちょっと残念。
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1974年当時、メディアに酷評された北米ツアーの2日目、シアトルのセンターフォーラムのライブ録音。このツアーは数多の海賊盤やYouTubeで聴くことができるが、本CDは2枚組なのでほぼセットどおりにビリー・プレストン、ラヴィ・シャンカール、トム・スコットの演奏も聴ける。音は良いとは言えないが、長尺の「For You Blue」やホーン主導の大胆なアレンジの「In My Life」など聴き所は多くて楽しめる。別の日のライブを聴いたジョン・レノンが「演奏は悪くない」と語ったようにメディアが批判するほど悪いライブではない。ジャケットにシアトルのセンターフォーラムの日付が11月2日土曜日と記されているが、その日はツアー初日でカナダのバンクーバーなので誤り。シアトルは11月4日月曜日である。
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