門

夏目漱石

「三四郎」「それから」「門」は三部作ですが、登場人物の名前や設定は若干異なります。「それから」で親友から妻を奪う形になった男が「門」でも主人公なのですが、罪を背負って一緒になった二人の生活は意外と平凡で質素であり、勘当されたはずの実家ともそれなりの繋がりがあります。このことで金銭面のわだかまりが存在しますが、借家の大家との付き合いから、かつての”親友”の存在が浮かび上がります。漱石が生きていた時代の生活を垣間見れるのが一番の見所ではないかと思います。

ザ・リアル・ショパン～タチアナ・シェバノワの芸術 - ショパン: ピアノ作品集

タチアナ・シェバノワ、他

ショパン作品の時代楽器演奏では最も気に入っています。他に全集もので、楽器の音色が軽すぎると感じるものや重すぎて聴き疲れするものなどあるのですが、このセットは私にはその中間に位置するもので、手放せないものとなっています。

朝比奈隆 最後のブルックナー (交響曲第4,5,7-9番)＜タワーレコード限定＞

朝比奈隆、他

朝比奈さんのブルックナーは手放せない。重厚さが目立っているが、聴いていて疲れない。Blurayなどの映像付きでも、むしろ朝比奈隆氏の魅力は増す。

The Gourd Ailand

omeme tenten

J-POPかアイドルの延長のようなバンドが多い中、omeme tentenは一貫してオルタナティブ・ロックしている。

この世が危ない!

江原啓之

何もしない人生にもその経験の学びがあり、過ちがあっても霊界で大恥をかけばいい。無意味な人生など無いと説きます。

文庫 誰が第二次世界大戦を起こしたのか フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く

渡辺惣樹

米国務省の意見に耳を傾けなかったルーズベルトは、米国と戦争をしたくない日本との外交に一切応じなかった。フーバー元大統領だったら、あの戦争は無かっただろう。