アイヌの伝統弦楽器トンコリの奏者、OKIが率いるダブ・バンド。電化したトンコリをベースとドラムで強靭に補強したヘヴィなサウンドに、アイヌに歌い継がれるウポポ(歌)の伝承曲やリムセ(踊り)、アフログルーヴ、レゲエ、ロックなどが混在した“越境ダブサウンド”で人気を博す。海外でライヴ実績を重ね、2006年のセルフ・タイトル・アルバムを機に日本上陸。メンバーはOKI、居壁太、沼澤尚、中條卓、内田直之を中心に、エマーソン北村をサポートに加えた編成。世界最大規模のワールドミュージック・フェス“WOMAD”をはじめ、欧米、アジアなど世界各地でツアーを開催。2016年3月にアルバム『UTARHYTHM』をリリース。
2016/01/28 (2022/03/08更新) (CDジャーナル)