1922年10月17日生まれ、ブラジル・リオデジャネイロ出身のギタリスト/作曲家。本名はルイス・フロリアーノ・ボンファ。59年公開のマルセル・カミュ監督によるフランス・ブラジル・イタリア合作映画『黒いオルフェ』の挿入曲「カーニバルの朝」の作曲者として、ベース・和音・旋律を6本の弦と10本の指で同時に紡ぎ出す特異な奏法を持つギタリストとして知られる。45年にデビューして以降、数多くのアルバムを発表してミュージシャンとしての名声を獲得。米へ進出したほか、ビッグバンド・フュージョン路線の作品も手掛けた。2001年1月12日にリオデジャネイロで死去。78歳没。
2016/11/04 (2016/11/04更新) (CDジャーナル)