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連載/コラム

栗山千明

連載: 360°

掲載: 2011年04月22日 13:44

更新: 2011年04月22日 13:44

ソース: bounce 330号 (2011年3月25日発行)

インタヴュー・文/久保田泰平

 

グラマラスなロックンロール・ガール、栗山千明のアルバムがスゴイことに!

 

昨年秋にリリースされた布袋寅泰のプロデュースによる“可能性ガール”を皮切りとし、浅井健一による“コールドフィンガーガール”、椎名林檎による『おいしい季節/決定的三分間』と、濃密なコラボレーション・シングルを立て続けに発表した栗山千明。女優として活躍する彼女がそこで見せてきたのは、グラマラスでチャーミングなロックスターの姿だった。

「曲が良いっていうだけじゃなく、ジャケットのヴィジュアルであるとか、パフォーマンスしているその人自体にも惹かれるような音楽が、聴く側としても好きなんです。だから目にも楽しい格好をしてみたり、次は何をやるんだろう、どういう表現をしていくんだろうって興味をそそるようなことを楽しみながらやってみました」。

そしてついにアルバムだ。『CIRCUS』と名付けられたそれには11曲が収められ、シングル3部作同様にさまざまなアーティストが個性豊かでハイテンションなサウンドを提供。艶やかな楽曲のカラーを次々に纏い、あっと驚くようなパフォーマンスを見せていく様は、ジャケットよろしく道化師のよう……いや、決して滑稽なものではないんだが。

「特徴のある声ではないし、ロック・シンガーらしいパンチがあるわけではないので、いろんな音に上手く染まっていく感じで楽しめたらいいなあって。もともと私は聴くのも歌うのもロックが好きなんですけど、歌声は全然ロックじゃないなって思ってたんですね。もしかしたら、自分の声に合っているのは他のジャンルにあるのかも知れないって。でも、“可能性ガール”以降いろいろなチャレンジをさせてもらうなかで、特徴がないから逆にいろんなことができるんだ、好きなんだからロックをやっちゃってもいいんだ!って思えるようになったんです」。

9mm Parabellum Bullet、Theatre Brook、ヒダカトオルら作者本人による演奏曲もあり(先行シングル3作もすべてそうでした)、演者と作者が共にこのプロジェクトを楽しんでいる様子が窺える『CIRCUS』。女優として何かを演じている時とはまた違ったスリルもきっとあったはずだろう。

「お芝居だと、自分がこうしたい、これが好きっていうのに関係なく〈この役だったら〉っていうフィルターを一枚通さないといけないので、自分自身とかけ離れた役を演じることもあるんですね。音楽の場合は〈演じてる〉っていう意識もないですし、お芝居だと声を作ったりしますけど、ここではちゃんと声を張って自分の声を使っていると思うんです。今回、好きなジャンルを好きなように歌わせてもらって……自分の言葉で歌っているわけではないですけど、自分のセンスだったり自分のやりたいものを出しているので、こういう私を好きになってもらえたら、女優としての私を好きになってもらうよりも嬉しいことですね」。

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