コレクターもビギナーも全員集合! MPBの名盤が続々とリイシューだよ!!
ブラジルを代表する優良MPBレーベル、ソン・リヴレに残された70~80年代の傑作が紙ジャケ仕様で続々とリマスター化されている。ここでは、その全8タイトルのうち特に注目すべき3点をピックアップしてご紹介しよう。
まずは、〈サンバ・ファンク大将〉ことジョルジ・ベンがディスコ期に発表したグルーヴィーな79年作『Salve Simpatia』。長らく入手困難を極めていただけに、今回の日本初CD化は嬉しい限りだ。続いて、オス・ノーヴォス・バイアーノスが放った72年作『Acabou Chorare』も外せない。MPBファンなら誰もが通るこのオーガニックでエネルギッシュなサンバ・ファンクの歴史的名盤、未聴の方はマストでお願いします!
最後はブラジリアン・ソフト・ロックの代表格、オズマール・ミリートの71年作『...E Deixa O Relogio Andar!』。内容も最高だが、当時のLP同様、透明ビニールで覆われた特殊ジャケで再現されたアートワークが素晴らしく……コレクター心をそそりますな。
▼文中に登場した作品を紹介。