LULU ROUGE
『Bless You』 Music For Dreams(2008)
良質なチルアウト音源を多くリリースするミュージック・フォー・ドリームスからの逸品。ひんやりとした感じのダビーな4つ打ちトラックにリヴァーブの深めなメランコリック・ヴォーカルがぴったりはまった深夜向けチルアウト。ブリストル風ダウンテンポもかっこいいです。*櫻井
『Milky Disco 2: Let's Go Freak Out!』 Lo(2009)
現行バレアリック組を多く集めた、ロウの銀河系オブスキュア・ディスコ・コンピの第2弾。ハッチバックやチルド・バイ・ネイチャーなどのトロトロ系チルアウトものから、サブウェイやポリスターなどの変態コズミック系までぬかりのないセレクトであります。*櫻井
WOOLFY VS PROJECTIONS
『The Astral Projections Of Starlight』 Permanent Vacation(2009)
そろそろDFAから新作が出そうなウルフィーのパーマネント・ヴァケーション作品。かつての酔っ払いファンクぶりも出しつつ、全体的にバレアリック風味のハウスが多く、野外パーティーで聴く機会も多そうな感じですね。*櫻井
『A Monstrous Psychedelic Bubble Vol.1 -Cosmic Space Music』 Platipus(2009)
タキミケンジもお気に入りだというフューチャー・サウンド・オブ・ロンドンの別働隊によるサイケデリック・ロック縛りのミックスCD。テクノやトランスに向かう前の、欧州サイケ・カルチャーがなんとな~く垣間見える凄い内容です。*櫻井
VUOLO-GRANDE
『Desert』 Arision(2008)
コズミック再評価のなかで発掘された、80年代のイタリアン・ライブラリー音源の再発盤。前半のムーグがバリバリなジャズ・ファンクも恐ろしく格好良くてオススメですが、後半のプログレッシヴでミニマルなスペイシー・シンセが気持ち良い曲のほうがもっとオススメです。*櫻井
STUDIO
『Yearbook 2』 Information(2008)
マップ・オブ・アフリカやクワイエット・ヴィレッジと並ぶ、スウェーデンのバレアリック・バンドのリミックスお仕事集。爽やかなキラキラの音色とサイケ感が合わさって不思議な心地良さを演出してくれます。マウンテン・オブ・ワンからカイリー・ミノーグまで幅も広いっすね。*ヤス2B