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第180回 ─ ラージ教授の幻盤がついに、ついに!

ラージ・プロフェッサーを知るための4枚

連載
360°
公開
2009/07/01   18:00
ソース
『bounce』 311号(2009/6/25)
テキスト
文/Masso 187um

MAIN SOURCE
『Breaking Atoms』
 Wild Pitch(1991)
教授が在籍した不遇なグループのファースト・アルバムであり、彼の名をシーンに広めたサンプリング・ヒップホップの金字塔。デビュー前のナズら若きMCたちを交えたポッセ・カット“Live At The Barbeque”など名曲だらけ!

NAS
『Illmatic』
 Columbia(1994)
野太いビートの“Halftime”に、マイケル・ジャクソン“Human Nature”を中毒性たっぷりにループした“It Ain't Hard To Tell”と、教授による先行曲はナズのキャリアにとって最高のバズとなったはず。主役ともども教授の名声も一気に高めることとなった。

LARGE PROFESSOR
『1st Class』
 Matador(2002)
『Breaking Atoms』から11年の歳月を経て登場した初のソロ作(実際は2作目)。プロダクションは多様化しているが、時折聴けるファットなサウンドには教授ファンなら狂喜するはず。ナズやQ・ティップらも復活をアシスト。

LARGE PRO
『Main Source』
 Gold Dust Media(2008)
6年ぶりのラップ入りアルバム。教授の後任としてメイン・ソースへ加入したクイーンズの凄腕MC、マイキーDとのまさかの共演曲“Pump Ya Fist”をはじめ、表題通りに原点回帰を図ったヴィンテージ感のあるブツだ。