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第510回 ─ SIMON & GARFUNKEL

連載
NEW OPUSコラム
公開
2009/06/24   18:00
更新
2009/06/24   21:41
ソース
『bounce』 311号(2009/6/25)
テキスト
文/ボンゾ

来日前に届いた贈り物にボンゾさんも大興奮!

 サイモン&ガーファンクルといや~、俺らの世代にとっちゃ映画「卒業」(68年に日本公開)のイメージが強いよ。当時俺も主人公と同じ20代前半だったから主演のダスティン・ホフマンにも共感したけど、何よりテーマ曲“The Sound Of Silence”の印象が鮮烈すぎたぜ。そこから俺もS&Gにのめり込んでいったクチだが、聴けば聴くほど彼らの豊潤な音楽センスには舌を巻いたね。

 この発掘ライヴ音源『Live 1969』はその名の通り69年のツアーの模様を収めているわけだが、解散数か月前というのが信じられないほどに肩肘張らない、それでいて貫禄のある歌と演奏にゃ拍手喝采する以外ねえよ。それに活動の集大成のような選曲からはラテンやリズム&ブルースや教会音楽的な風味まで滲み出て、単なるフォーク・ロックとかいう枠には到底収まり切らねえアクの強さを感じるぜ。もっとも、いくらアクが強くてもサウンドはあくまで清冽なところがまた凄いんだけどな。S&Gをタダの懐メロなフォーク・デュオだと勘違いしている連中にこそ聴いてほしい逸品だ。それじゃ諸君、16年ぶりの来日公演の会場で会おう!

▼このたびBlu-spec CD化されたサイモン&ガーファンクルの作品を一部紹介

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