お馴染みのナンバーが驚きの欧米化!?
生粋のアメリカ人でありながら、日本語ペラペラで大のJ-Pop好き。アリスター時代にリリースした2006年の第1弾に始まる〈Guilty Pleasures〉シリーズによって邦楽カヴァー・ブームを巻き起こしたスコット・マーフィの、オレスカバンドを前座&バック・バンドに迎えた最新ツアーがDVD「Scott Murphy Japan Tour 2009 "Guilty Pleasures DVD: Guilty Pleasures 3" Scott Murphy Meets Oreskaband」で登場だ。流暢な日本語MCを交えたステージでは、“ドラえもんのうた”や長渕剛“乾杯”、スピッツ“チェリー”など、お馴染みのナンバーを披露して会場中が大盛り上がり。さらに特典映像にはリハーサル風景やオフショット、スコットによる英会話講座を収録し、彼の人柄の良さにも触れられる内容となっている。
また、時を同じくしてスナッフのダンカン・レッドモンドによるプロジェクト、ダンカンズ・ディーヴァスもニュー・アルバム『Up And At 'Em』を発表。こちらは木村カエラや青山テルマなど、ダンカンが愛する女性シンガーのヒット曲をファスト&メロディック・パンクでアレンジした快作だ。さらに、再結成ツアーを控えたミスター・ビッグのエリック・マーティンも、大ヒット・シリーズ〈Mr. Vocalist〉からの楽曲を演奏した一夜限りのパフォーマンスをDVD「Mr. Vocalist: A Special Night In Tokyo」にまとめたばかり。中島美嘉ナンバーなどが仰々しいアレンジ(笑)で再現されている。果たしてこのブームはどこまで続いてしまうのか!? まあ企画モノだからって煙たがらずに、気軽に乗っかっておくことをオススメします!