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第481回 ─ KERO ONE

珠玉のケロ・ワークスを一部紹介!

連載
NEW OPUSコラム
公開
2009/04/23   16:00
更新
2009/04/23   17:47
ソース
『bounce』 308号(2009/3/25)
テキスト
文/狛犬

KERO ONE 『Windmills Of The Soul』 Plug Label(2005)
まったくの無名状態から、一気に自身の名をアンダーグラウンドに流布させたファースト・アルバム。日本でも大ヒットを記録して、Nujabes以降のジャジー・ヒップホップにおける新たな指標となった。

『Kero One Presents Plug Label』 Plug Label(2007)
レーベル運営にも本腰を入れはじめたことを表明した初のコンピ。ラサーン・アーマッドとの“Here We Go”などケロ・ワン自身もマイクを握った曲がやはり良い出来。

LANU 『This Is My Home』 Tru Thoughts(2007)
バンブーズのギタリストが発表したソロ作で、ケロ・ワンはMCとして“It's Time”に客演している。以降もチョイス37やHIMUKI、DJ MOTIVEの楽曲に招かれるなど、ラップ面での需要も増加傾向にあるようだ。

NOMAK 『re:calm』 onepeace(2008)
美メロ・ループ職人同士響き合うところもあったか、ここでは“Hi, Mom!~A Prayer For World Peace~”のリミキサーとして参加。爽やかなネタ使いが光る作りで悠々とオリジナル超えだ。

『Mushroom Jazz Six』 Om(2008)
マーク・ファリナが手掛ける人気ミックス・シリーズの最新作。日本勢も含むメロウなダウンテンポやインスト・ヒップホップが多く並ぶなか、ケロの“Groovin'”も緩やかな流れを紡ぐ重要な縦糸として機能している。

THE TONES 『Dreamtalk』 Plug Label(2008)
コンピにも参加していたプラグ・レーベルからのニューカマーによる初作。直接のタッチはないが、ティーク・ビートスミスらの編み出すソウルフルな質感はケロの審美眼にも適う出来だ。

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