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第8回 ─ カルテ#8 がっかり

連載
ら ぶ い しゃ
公開
2009/03/05   19:00
ソース
『bounce』 307号(2009/2/25)
テキスト
文/bounce編集部

〈bounce医院恋愛科〉を訪れた男と女。2人の問診票に書かれた恋のマジカル盤から、恋愛観をカウンセリング!

氏名 逹瑯(ムック)


プロフィール
97年に結成された4人組、ムックのヴォーカリスト。2003年にメジャー・デビューし、海外でのライヴ活動も積極的に行っている。3月4日にはニュー・アルバム『球体』(ユニバーサル)をリリース予定。同15日には東京・日本武道館でのライヴも控えている。最新情報は〈www.55-69.com〉へ!

  高校1年の2月、好きだった女の子に告白したのですが、〈ちょっと考えさせて〉と言われて1週間も待たされたあげく、フラれてしまいました。そんな時によく聴いていたアルバムといえば、ブルーハーツの『TRAIN-TRAIN』です。このアルバムを聴くと、まずガッツが出るんですよね。自然と元気になってしまいます。こんながっかりな失恋とかをして落ち込んでいる時こそ、無性に聴きたくなる“ラブレター”っていう名曲も入ってます。学生の頃は死ぬほどこのアルバムを聴いてましたね。いまでもめっちゃ最高な一枚だと思います。

 典型的な十代らしいエピソードですね。ブルースを蹴飛ばすのも有効な治療法ではありますが、その彼女がなぜ1週間も考え込んでいたのかが気になります。その理由に気付くことができれば、お互いにがっかりすることもなくなるでしょう。

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