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第466回 ─ OBSCURE DISCOID

連載
NEW OPUSコラム
公開
2009/03/05   19:00
ソース
『bounce』 307号(2009/2/25)
テキスト
文/櫻井 誠

レア・ディスコの穴を奥の奥まで探りた~い

 今年も続くディスコ獣道。奥深くへとあなたを誘う好企画盤をご紹介です! まずはダニエル・バルデリと並ぶイタロ&コズミック・シーンの至宝=ベッピ・ローダ自身が、かつてクラブ〈Typhoon〉でプレイしていた楽曲から、オブスキュアなシンセ・ディスコを抽出したコンピ『Typhoon -Compiled By Beppe Loda』。彼自身の関わったMC1やエゴトリヤの曲も収めた充実盤です。お次はフランスのカルト・プロデューサー、ジャン・ピエール・マッシーラのベスト的な編集盤が2枚。モンドなサイケ・ロック時代と狂気のサイケデリック・ディスコ時代、それぞれの過剰なまでに歪み狂った世界が味わえます。最後はロックなコズミック・ディスコのミックスCDを昨年バルデリと共同でエスキモーから出したマルコ・ディオニギの作品集『Club Alter Ego: Repvbblica Italiana』。豪華ブックレット付きの2枚組で、クラブ〈Alter Ego〉における当時のパーティー写真やフライヤーも拝めて、資料的な価値も十分ですよ!